年寄りっ子は三文安い | モコのブログ

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保育園・託児所の運営をするモコが日々の子供達の様子、日々の生活の事を書いている雑感ブログです。

皆さんの子育てのお役に立てれば・・・と思い綴っています。

モコの保育士、長く勤める保育士が多くなったせいもあり、平均年齢が上がってきました。


平均をとると40代半ばってところでしょうか。


40代半ばともなると、子育ての半分以上が終わり、園の子ども達が今まで以上に可愛く思えてくるようです。私も含め。


すごーーく叱ろうと思っても、何だか笑えてしまったり、そのいたずらが次にどうなるのかを無性に見たくなってよーーく観察していたり・・・。

(危険のある場合は別ですよ!)


いっぱいいっぱいで子育てしていた頃や、熱意に溢れ無我夢中に保育していた日々が嘘のように思えることもあります。

(だからって、今、意欲がなかったり情熱にかける保育をしているわけではありませんよ 笑)


「年寄りっ子は三文安い」って聞いたことありますか?


年寄りに可愛がられて育った子どもは、価値が低いという意味なんです。

(まあ、どこと比べての話なのかということもありますが・・・)


子どもの生態がわかっていることに加えて可愛さ百倍で、次から次へと手をだしてしまい、過保護になってしまうってことなのでしょうね。


私達40代半ば過ぎの保育士も、まさにこれ!かもしれません。


あえて心を鬼にしないと、ただ可愛がるだけのおばあちゃんと化してしまうかもしれません。


保育士は、その子の数ヶ月先、数年先を考え保育しなければなりません。


将来どんな子どもになるかの基礎の部分が形成されるこの時期、保育士が子どもに癒されてばかりではいけませんね。


若い保育士の意見や保育にかける思いを絶えず取り入れ、「三文安い」って言われないよう、モコも頑張らねばです。


お家で、おばあちゃんや、おじいちゃんがみてくれているお宅でも、「三文安い」って言われないよう、お父さんやお母さんがけじめをつけさせる試みを、あえてしていかなければならないかもですね。