静岡県の全国学力テスト国語最下位は、予期せぬ出来事なんかじゃない!
モコの学童保育所では、もう数年前から「危ない!」と言い続けていました。
学校から持って帰ってくる宿題の少なさと、中身のない宿題の内容と効率の悪いやり方。
漢字書き取りが出ていても、とてつもなく汚い字で書いていっても、「よくできました!」の印が・・・。
なんの御とがめも無いようで、日々同じことを繰り返している子ども達。
また、漢字のドリルの正しい使い方ってどうなっているの?って思ってしまいます。
漢字が書いてあるページばかりを見て、ただ写しているだけ。
それを何日続けるの?
算数プリントなんて、見たことないなあ。
計算は全部頭の中?どこにも書いてないし・・・。
いったいどんな教え方なのだろうか?
果てしなく?がついてしまう。
かと思うと、同じ市内の別の小学校では、漢字書き取りのやり方にもしっかりしたルールが設けられていて、毎日漢字ノートに評価がつけられている。
競争はよくない!っていう時代は終わりですね。
この評価には、子どもは大いに飛びつきます。
だって、子どもは基本、競争が大好きですからね。
算数も、手作りプリントが出されます。
答えを導き出すまでのルールがちゃんとあり、ノートやプリントにもその過程が重視されています。
誰が見ても、どうやって解いたか分かるように記入しなければなりません。
必然的に、字はだんだん上手になっている?かな?
同じ市内で同じ学年で、同じ公立小学校でも、こんなに差があるなんて、親が知ったら泣いちゃうなあ。
モコの学童所は、近隣の小学校から受け入れているので、この格差が分かってしまうのだけれど、親は知りようがないですからね。
学校により、格差があるのですから、もちろん子どもの理解度も格差が出てきています。
残念なことです。
全国最下位を受けて、早々に取り組みを始めたクラスもありました。
きっと、先生も疑問を感じていたのでしょうね。
県の対策が末端の先生まで、どのように伝わるのでしょうか。
それを待っていたのでは、遅すぎるのかもしれません。
親が独自に対策をとってもいいのかもしれませんが、どれくらいの危機感を持ってくれているでしょうか。
ぬるーい中にどっぷりつかって、思い違いをしている子どもと親も沢山います。
はやく現実を知ってもらいたいと思うばかりです。