何事もなく、モコでは台風を見送ることができました。
本当に、万全の体制をとって待ち受けていただけに、拍子抜け?いえいえ、本当に良かった良かった。
さて、台風一過晴天ですね。
秋と言えば・・・
もちろん、食欲の秋。
行楽の秋。
モコでは、0,1、2歳児が楽しめる規模の行事?いえいえ、決して基本の路線は変えませんよ。
モコでは行事(行事と名のつく物は)は行いませんから。
行事と名のつく物、0,1,2歳児には、結構な負担ですからね。
決まった生活時間の変更や、無理強いした練習なんて、可愛そうです。
それに、働く母の仕事を変更してまで行事を遂行することはないと考えています。
その分、家族で味わえた方が、いつも一緒にいられない分、この年齢はいいですよね。
モコでは、無理のない程度、日頃守っている生活を崩さない、そんなささやかなお楽しみをそれぞれの園で企画しています。(行事ではありません。生活の中に時々取り入れるものです 笑)
親御さん方は、見栄えや聴き栄えするものを、行事やお楽しみって思われるかもしれませんが、この年齢の子どもにとっては、近所の公園にシートを敷き、そこで食べるおやつも、とっても気分転換になり、大きなお楽しみの一つになります。
このシーズン、大きい子ども達は、路線バスに揺られて少し遠い公園へお出かけしたり、少し遠くまで歩いて、いつも食材を届けてくれている八百屋さんへお買い物に行ったり、小さい子ども達も、裏の公園でお昼を食べたりしています。
そして、ハロウィンの飾りつけで楽しんだり、色々な秋の食材を教えてもらって、かぼちゃやさつま芋料理で秋を感じています。
こういった小さいお楽しみを幾つも積み重ね、公共の場での行動や、集団での行動や楽しみ方、食事に対する意欲や楽しみ方、病気に負けない体力を小さなうちから身につけさせていけたらいいなと考えています。
モコへ通ってきていただいている限り、楽しいだけで終わらせてしまうのは、申し訳ないと感じています。
0,1,2歳児だから教えなくてはならないことや、身につけさせたいことが沢山あります。
それは、人間の根っことなる部分だと思っています。
根っこさえしっかりしていれば、風がふいても、病気にかかっても、また、新しい芽を出すことができるのです。
ささやかなお楽しみの中で、根っこの部分をもっと強く鍛えられたらいいなと思って日々保育業を営んでいるモコです。