今朝、「羽鳥慎一モーニングショー」
を見ていた。
番組の中で、
70歳になっても「これから」と、
趣味に没頭して
人生を楽しんでいる人の話を
聞いた。
いいなぁ。
素直にそう思った。
70歳になっても、
まだまだこれから。
好きなことを見つけて、
夢中になって、
これからの人生を楽しみにする。
そんなふうに
年齢を重ねられることが、
なんだかとても羨ましく感じた。
私は乳がんになり、その後、再発も経験した。
治療を終えた今も、ときどき先のことを考える。
そんな私にとって
「70歳」という年齢は、
まだ自分の未来として
うまく想像することができない。
今の私は、
「70歳まで生きられたら、
それだけで奇跡。充分だな」
と思ってしまう。
もちろん、
70歳まで生きられないと決まったわけではない。
それは分かっている。
それでも
一度大きな病気を経験し、
さらに再発まで経験すると、
「10年後、20年後も
普通に自分がいる」
という未来を、
当たり前のようには
考えられなくなった。
病気になる前だったら、
70歳の自分についてこんなことを考えただろうか。
きっと考えもしなかったと思う。
テレビの中の70代の人たちが、
これからやりたいことを楽しそうに話している。
それを見ながら、
「私にも、そんな未来が来るのかな」
と思った。
今はまだ、70歳の自分を思い描くことはできない。
だけど20年後――。
「あの頃は、70歳まで生きられたら奇跡だと思っていたな」
そんなふうに笑って
振り返っている私がいたらいい。
そしてその頃の私にも、
何か夢中になれるものがあって、
「70歳? まだまだこれから」
なんて言っていたらいいな。
今日はテレビを見ながら、
そんなことを考えた朝でした。


