婚家を出ていく


『決心』なんてものではなく、『やってしまう前に逃げろ!』ってな感じ。

毎日鏡で自分の顔を見るのもイヤ。

眉間にシワ…子供達にトメへの不満(悪口)を言ったりしてるのもウンザリ。体調も悪かったので、精神的にも疲れ切っていて、時々殺意が湧いたりして…。

このまま一緒にいたら、いつか殺してしまうんじゃないか?と自分のことながら不安で仕方なかった。


嫌で嫌で仕方なかったトメを亡き者にする。私はスッキリするかもしれないが、残された子供達は?

『殺人犯の子供』

そんな汚名をつけさせたくない。

それならば私が逃げるしかない。

そして嫌な奴のせいで、人生を諦めたくないってのもありました。


荷物は殆どありませんでした。

手持ちのお金は、自分の相続した少しのお金。父方の祖母が買ってくれた箪笥も鏡台付の箪笥も、泣く泣く置いて行きました。

そして、少しの洋服。

不動産屋には少し前から物件を探しに行ってました。痺れている手の治療の時、こっそりと通い、私の地元でアパートを借りました。

そして、手の治療と行って外出し、そのまま…。


その夜、子供達にトメや旦那はかなり厳しく詰め寄ったそうです。

子供達には事前に話していました。

その時は納得してくれましたが、その後はトメに都合の良い事を言われ、音信不通となりました。

仕方ない。

子供達からしたら、私は嫌な場所から逃げた。子供達もトメにはかなりの不満がありましたが、次女は三女の事を思って家にいてくれた。

それなのに、私は逃げました。

子供は3人。

長女はトメとの相性が最悪で、一度家出してます。結局また、家出してそのままです。


その長女の時も大変でした。




続く