看護師として働いている中で、
精神科の患者さんが来ると、
「プシコ」という言葉が使われる場面がありました。
パニック障害やうつ病の患者さんに対して、
「大変そう」
「対応が難しい」
「正直ちょっと身構える」
そんな空気を感じることもありました。
当時の私は、
その言葉に違和感を持ちながらも、
どこか“医療者側”として見ていた部分があったと思います。
でも、自分自身が体調を崩して、
パニック障害やうつ状態を経験してから、
見え方が大きく変わりました。
本人も、
好きでそうなっているわけじゃない。
どうにかしたいのに、
うまくコントロールできなくて苦しんでいる。
不安でいっぱいになりながら、
やっとの思いで受診している人もいる。
それを自分が経験して、
初めて本当の意味で分かった気がします。
もちろん、
医療者側も忙しくて余裕がない時があります。
対応が難しいと感じることも、
きっとあると思います。
でも、
当事者になった今だからこそ、
その人の“つらさ”を忘れずにいたいと思うようになりました。
病気は目に見えないことも多いけれど、
本人の中では本当に必死なこともある。
だからこそ、
少しでも安心できる関わりをしたいと
今は強く思っています。
もこ