体調を崩した時、
私は本当にごく一部の人にしか
自分の状況を伝えられませんでした。

家族やパートナー、
仲のいい友達には少しずつ話していました。

でも、
職場では本当のことを言うことができませんでした。

「パニック障害です」
「うつ状態です」

そう伝えた時に、
周りからどう思われるのかが怖かったです。

仕事への影響を心配されたり、
今までと同じように見てもらえなくなる気がしていました。

だから、
「胃の調子が悪くて」

そう伝えていました。

もちろん、
胃の不調も本当にありました。

でもそれだけじゃないことを、
自分が一番分かっていました。

本当のことを隠している罪悪感もあったし、
うまく説明できない苦しさもありました。

でも当時の私は、
“精神的な不調”を周りに話す勇気がありませんでした。

今でも、
誰にでも話せるわけではありません。

それでも少しずつ、
「こういう病気は誰にでも起こり得ることなんだ」

そう思えるようになってきました。

あの頃の私は、
隠すことで自分を守っていたのかもしれません。


もこ