皆さん、こんばんは。
先日投稿した記事はご覧になりましたでしょうか。
本日の投稿は、先日の記事の延長になりますので、まだご覧になっていない方は、以下の記事をご確認ください。
さて、私立医学部の出願時に必要な出願書類として、「志望理由書」等が挙げられます。
ここで大切なのは、「医師志望理由書」なのか、「大学志望理由書」なのか、「両方」なのか、です。
大学毎で題材が異なりますので、参考までに記載致します。
■岩手医科大学・昭和大学・愛知医科大学・大阪医科薬科大学・川崎医科大学 etc
→大学志望理由
■産業医科大学・福岡大学 etc
→医師志望理由
この他、以下の大学では、上記とは異なる題材の文書が必要です。
■獨協医科大学
→20年後の私
■北里大学・川崎医科大学
→自己PR
■慶應義塾大学・日本大学
→主体性・協働性に関するエピソード
■東京女子医科大学
→自己評価書
■日本医科大学
→希望する診療科
■産業医科大学
→特別活動記録
上記に簡潔に記載致しましたが、各大学で提出する書類の題材が異なります。
また、題材も異なれば、その分量も大きく異なります。
例えば、金沢医科大学は「大学志望理由(100文字程度)」ですが、昭和大学は「大学志望理由(400文字程度)」、国際医療福祉大学は「大学志望理由(26行、約800文字程度)」等、大学毎で異なります。
志望校(出願校)が決まった後、昨年度ベースで出願書類の内容を確認してください。
また、「大学志望理由」とありますが、「大学の特徴」を単に羅列した文書ではいけません。
皆さんは、「大学志望理由」が書けますか?
また、その文書は本当に『大学志望理由』ですか?
推測ですが、多くの受験生は「大学志望理由」は書けますが、『大学志望理由』は書けません。
答えは簡単です。
「大学志望理由」を書く受験生は、大学の事は知っていても、自己分析出来ていないからです。
私が何故上述で【「両方」なのか、】という項目を書いたのか、是非とも考えてみてください。
大学側は、大学の特徴を書いて提出してください、とは言っていません。
大学側の意図をしっかりと汲んで、文書を書いてみてください。