私が子供まわりのジャンルに色々こだわる理由 | もっくん珈琲ブログ

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もっくん珈琲オーナー、タロット&占星術占い師、三児の母のもっくんの日常、店のお知らせ、考えていること。


今日の午前中は、トートタロット講座でした。マンツーで全部で12時間のプログラム(→詳細はこちら)なんですが、今回は最後の回。

お茶会にもよく来てくれる方の講座だったので、ちょっと飛ばし気味に占星術の概念も加えて、雑談と解説を。


上の走り書きは、占星術の概念の中での、人間の意識の構造です。

オギャーと生まれ、だんだん社会性を身につけていくのですが、建物で言えば、下の方から土台を作っていくと思ってください。

この土台……ものの感じ方、見方、考え方は、子供時代に身につけたものがベースになります。


私は、子供まわりや、子供時代のことを色々気にして、カウンセリングの時もこの辺を重要視しているのですが

それは、人間の意識の土台が、子供時代に作られるからです。

情報や知識、体面、地位など……外側から見たものが一見立派でも、根っこ(占星術で言う月)の部分がグラグラしていると、色々と具合が悪く、それらが外面を崩壊させる原因になったりします。
(建物の基礎工事がポンコツな状態と思ってもらえれば、深刻さがわかるかなと思います)

一言で言えば、
子ども時代は子どもらしく。
というのがすごく大事です。

変にお行儀がよすぎたり
物分かりがよすぎたり
というと、かえって心配。


今の時代は、子供にも、へんに大人を求めるというのか、子供から子供らしさを奪いがちですが

これはすごく憂うべきことだと思っています。


世代2つくらいかけて、月が抑圧されてきたのかもしれません。

月を抑圧されて育った大人は、それ以外の育て方がわからないので、悪気はなくても、やはり子供(月)を抑圧します。

誰が悪いというのではなく

気がついた人から、自分の月(幼児性)に対する抑圧をやめ、月(子供)を伸び伸びと、育ててあげれば良いのだと思います。

これは実の子供がいてもいなくても同じことで、社会の中の子供たちは、自分の中の月になります。


自己実現は、月の段階をクリアしてから、太陽の意識以降で行うことです。

太陽意識の発達年齢は一般的には25歳〜と言われていて、これは、子供でいることを卒業するタイミングなのでしょう。

与えられる自分、認めてもらう自分、というのを超えて、自分に挑戦し、世の中に自分自身を投じて行きます。

もちろん25というのは一般論で、もっと早く、そういう人生のサイクルを始める人もいるし、遅く始める人もいます。良し悪しはないです。

とりあえず、人間の伸びしろの土台になるのは、子供時代です。


国レベルでもおんなじで、子供をおざなりにすると、国が傾く。そのように思っています。

以上は占星術的観点から見た私の頭の中なのですが、

うんちくはともかく、子供や、子供の発育を、どうにも大切にしなきゃいけない、という私の気持ちは、長年積み上げたこういう見解が元になっています。

今後は、それをどれだけ、地に足ついた活動にできるか、ということに挑戦したいです。