分子栄養学のお勉強、実践、続行中。
うつ、統合失調、発達障害などの精神疾患から、がん、アトピー、アレルギーなどの慢性疾患まで……
タンパク不足とミネラル不足が大いに関わってる予感がムンムン。
そういう一般的なことへの関心もさることながら、自分も産後なので、養生の意味で、自分ごととして実践しています。
産前産後は、妊娠出産授乳で赤ちゃんに栄養をごそっと持っていかれるので、タンパク質もミネラルも、常人よりたくさん必要みたいなんだよね。
ちなみに鉄分(+その他のミネラル)補給は、タンパク不足だとすごく効率が悪いようです。また、摂取する糖質が多いと、体の中でそれをエネルギーに変える際、ミネラルを浪費するようです。
サプリはまだ手を出していないんですが、そんなわけで、最近、肉や卵をよく食べるようにしてます。
主食の糖質制限は特にしてないんだけど、糖質だけ(パンだけとか)で終わるご飯、というのはあんまりしないようにして、タンパク質系のおかずを沢山食べることを意識してる。
よく言われるMEC食のめやすは、1日肉200gと卵3個らしいけど、これ、結構な量なんだよね(笑)でもわたし、もともと結構大食いなんで、いい線いってると思う

おかげで、産後の体調の戻りはいいです。元気が戻れば戻るほど、ああ、産後直後はやっぱ体力落ちてたなー、キツかったなーと実感する。(そのときはあんまり自覚ないんだけど)
体力落ちてると、ものを考える気力とか、立ち上がる気力とか、物事をやる気力が出てこない、もしくは気力を出すのにすごいMP(?)使う感じになるね

イライラとかって性格とか考え方の問題かと思いがちだけど、これ、体のコンディションにかなりよってるな!と改めて思いました。
上の本の藤川先生が、女性集団の特性でありがちな「学校や職場でのイライラ、陰口なんかも、タンパク不足、鉄不足の影響だ」ということをFBで仰ってて、マジでそうかもしれん(笑)と思い始めてる。
(女性は食が細かったり、毎月の生理で鉄を失うので、男よりその辺の栄養状態が悪くなりやすいらしい。妊娠出産はそれの最たるもののようだ)
わたしも、コンビニや外食に頼りまくり(おそらく糖質優勢の食生活)で栄養状態が悪かった(と思われる)大学の頃、すごく情緒不安定で、感情に振り回されるのが辛かった。
(ちなみに大学来て一人暮らししてから精神疾患に見舞われるひと、身近に結構いた。鬱だの統合失調だの。)
性格の問題と思って、自己啓発本とかいっぱい読んだけど、栄養の問題だったんだとするとかなりウケるwww
なお、お母さんが貧血とか、鉄・タンパク不足だと、子供にも体質的なもの、食習慣的なものが引き継がれ、子供も鉄・タンパク不足に陥り、その体のコンディションからくる発達障害とか、起立性調節障害(→からの不登校)とかにも繋がる、ということも、藤川先生の情報発信でちょこちょこ書かれていて、すごく興味深い。
確かに、発達障害のお子さんお持ちのお母さんって、情緒不安定な方が多い印象がある。
(↑もちろんこれはお母さんの性格を責めてるわけじゃなく、そのお母さんの情緒不安定が、発達障害を引き起こす栄養状態と同じものから来ているコンディションであるってこと)
脳の病気で一生治癒不能とか、性格の問題や、親の関わり方の問題とかで片付けられていたものが、もし、栄養状態の適切なコントロールで改善するのだとしたら、それはすごく希望だと思う。(もちろん、性格の問題や関わり方の問題はゼロじゃないと思うけど、それも、親や子供の体のコンディションでかなり変わってくるはず)
性格の問題じゃない。栄養のせいだった!と思うと、誰も責めないし、すごく優しいじゃん?
分子栄養学を隅々まで勉強するのは結構ややこしいんだけど、とりあえずタンパク質と鉄(ミネラル)を沢山摂ることとと、食事が糖質に偏らないことを意識するだけでも、体調と情緒にはかなりいいんじゃないかと思います。