分子栄養学に関するものを読み漁ってる〜
という話を先日書きました。
FBにもそれに関する勉強グループみたいのがあり
1万人くらい参加者がいる中に、
一応申請出して加えてもらってるんだけど
そこの雑談スレッドで出てた話題に
少し興味をひかれました。
東洋経済オンラインかなんかに出てたトピックで
アラフォー夫婦(うちらと同じくらい)の不和の話。
子供はおらず、夫と妻の2人暮らしなんだけど、
ある日夫が「体を鍛えたい」といい出し、
なんとなしに妻が「いいんじゃない」と言ったところ
だんだん夫が筋トレにのめり込んでエスカレート、
ジム通いやプロテインやサプリなどに
月に数万をつぎ込み、食事も妻が作ったものを
一切食べなくなって、鶏胸肉とか豆腐とか
糖質制限、たんぱく質系のものだけ食べて
当初の目標のマッチョにはなったものの
体づくりにすっかりはまってしまって、
筋トレをやめる気配はないのだそう。
金銭的な理由もあって「もうやめて」と
妻がお願いするも、聞き入れられず、
それで嫌になっちゃった妻が、
弁護士に「これは離婚理由になりますか」
と相談してる。
みたいな内容でした。
(※ちなみに弁護士さん曰く、法的には、
妥当な理由にはならないそうです)
こうやって改めて冷静に書き直すと、
心理的にもツッコミどころは
いろいろあるんだけどね(苦笑)
これをみた時に私がまず思ったことは
妻が作ったものを一切食べないで
一緒にいるのに、
2人が別々のものを食べる
というところで
なんかすごーくショック受けちゃって
うわあああーーー
ないわーー ないわーー
これはないわーーー
私だったら離婚!
(…でも私だったら、弁護士の前にちゃんと本人と大喧嘩するけどね 笑 この記事の最大のツッコミどころはそこだけど)
夫が悪いな! うん。
ってなったの。
(※カウンセリングモードオフでの
素のわたしの脊髄反射なので、悪しからず 笑)
で、よっちゃんとのおしゃべりの時に
この話を出したら
「うーん、俺だったら、まずその肉体を見てから
判断したいな」
という。
なんで?
と言ったら
「体を見れば、ほんとにそれに真剣に取り組んでいるか
それとも何か(夫婦関係とか)から逃げて
そうなっているのかは、すぐわかると思う。
(※よっちゃんは元アスリートです)
ほんとに真剣に取り組んでるんだとしたら
奥さんとのコミュニケーション不足だし、
奥さんにも相手を理解してあげる余地があるよ。
ほら例えば、食事じゃなくて、
何かの習い事とか課外活動を
やりたい奥さんがいたとして、それをむやみに
へし折る、っていう話とこれは同じことで、
それはおかしいじゃない」
と言っていて。
うーんなるほど、そりゃそうか。
と冷静さを取り戻す(笑)
食事が絡むとなると、
私は目の色が変わってしまうのね。
私にとっては、食事が、食べ物が、
栄養とか、そういったものを超えた
一種儀式のようなものになってて、
すごく大事というか、大好きなんですよね。
あとは、やっぱり家族とは同じものを食べて、
ああでもないこうでもないと、言い合いたい。
だから、外食しても、必ずよっちゃんと
食べているものをちょっと交換こするんですよ。
(↑これはわたしの好みが大きくて、
たぶん、生理的にダメーっていうひともいるよね。)
なので、一緒のもの、増してや
自分が丹精込めて作ったものを
夫が食べないっていうのは
かなりショックなんだよなあ。
(よっちゃんは、そういう私の性質を
よく知っていると思います)
でも、その話を知った元の
分子栄養学のグループでの
みなさんの意見見たら、
「からだにいい事してるんだから
何も悪いことはないのに」
(栄養観点から議論するグループだから、
プロテイン摂取とか食事管理は
すごく肯定的に捉えられてる)
みたいな意見が大半でさ〜〜
食事を物質と理屈で捉える部分が大きいひとが
多いのかもしれないな、と思ったの。
四大元素でいえば、物質→「地」 理屈→「風」
一方わたしは食事を、なにかの信念体系とか
気持ちをつなげるツールとして
見ているので「水」の要素が強い。
なのでまあ、上記の意見をおもちの人とは、
ちょっと私とはスタンスが合わない^^;
同じ「食事」という現象を通しても、
そうやってエレメントが違うとさ、
心象風景は全然違って見えてくる。
誰も間違ってなくて、それぞれのやり方と
それぞれの世界がある。誰も悪気はないんだよ。
必要なのはコミュニケーションであって、
正しい正しくないのジャッジではない。
これは食事だけじゃなくて、
いろんなことに応用できるだろうな。
仕事や日常。夫婦関係、育児。
自分の持ってるスタンスを少しずらす
必要があるときもある。
他者が、社会がぜんぶ自分に合わせてくれる
わけではないから。
でも、それが自分にとって無理が大きくて
ひずみがたまるようであれば、
きちんと訴えるなり、環境を変えるなり、
したほうがいいな。
そんなことを感じた、いちトピックでした。