ドキュメンタリー映画「うまれる」がDVD化するそうで…それに際して思った事をつらつらと。
「うまれる」は、3,4年前につくばでも上映会があり、観に行って、その時はその時で色々感銘は受けたのですが…。
その後出会った、ヒプノバーシングを指導してくださった先生が、あれは観ないで〜とブログに書いていたのが、印象に残っています。(私がヒプノバーシングを知るよりずっと前の、だいぶ前の記事です)
お産ですんごく苦しく痛がってた方(伴さん)の心理分析がまさに〜な感じで、すごく納得したのですよね。
ふうちゃんのお産時は、私も伴さんクラスのトラウマ解放で結局一部騒いでしまったのですけど(苦笑)おかげで、伴さんが出産後、あれだけ苦しんでたのに「すごく気持ちよかった〜」などと言っていた理由がすっごく判りました。(楓香のお産前は正直あまり理解できてなかったです)
気持ちよかったのは、自分と向き合ったからで、暗いところにいた自分を助け出してあげられたから。
お産の前にそれ(トラウマ)に気がつかなかったのはヒーラーとして一生の不覚だけど(笑)でもね、それも含めてすごく豊かな体験をしたと思ってるの。あれから性格少し変わって、だいぶ楽になったし。
ヒプノバーシングはちゃんと効いてて、妊娠中期〜後期の体調・メンタルは最高だったし、お産時もシャウトしてる時以外はおおむね余裕だったし、出血はずいぶん少なかったし、産後の体調も良かったんです。(これから産むひとにはオススメします☆)
今は、もう1回出産したらどうなるか興味津々!
前回も、今死んでもいいなあと思えたくらい幸せなお産だったけど、きっと次があればもっと素敵なお産になるだろう(*´艸`*)
あ、まだ妊娠してませんので悪しからず(笑)
……話を映画の方に戻します(^_^;)
ともかく私のお産も、伴さんのお産も、そういった意味では一般的とは言い難いサンプルなんだよなあ。
お産なんか1人1人、1回1回違うもので、どれも間違ったものではないし、それはそれで豊かな経験なのだけど。
「お産っていうのは痛く苦しいもの」という紋切り型のイメージは、作られたもので、イメージングや呼吸などで、びっくりするくらい変わるし、すごく官能的、宇宙的な体験をしている人すら、中にはいるんだよねえ。
「うまれる」は男の監督さんだから、お産を頭で捉えてるところは大きいと思うんだよね。それでお産が「痛く苦しい」系の感動話になってるのかな〜なんて。その思い自体は悪くないとは思うんだけど、、、
実はお産はいろんな体験や感覚がある!ということが、怖さじゃなく面白さとともに、もっと広まるといいなあと、思う。
それは身体をもって体験する女のほうの役割なのかもしれないな。
今から産むひとが、その時をワクワク待てるようなイメージができると良いね。自分の子に限らず、私が出会う子供たちには、機会があればそんな話がしたいな。
※私の話はどうもあんまり色っぽくないけれど(笑)、先生のブログには、うっとりするような素敵なお話が紹介されてます。ヒプノバーシングと合わせて、ご興味ある方はぜひ☆
最後にボソッと一言、こんな話題を久々に出したのは、木星蠍座期のせいかなあ。生とか死とかお産とか官能的とか、蠍座っぽいわあ
