「自分を満たすことをするとお金、豊かさ入ってくる」みたいな話が、スピリチュアルとか引き寄せ系の界隈ではまことしやかに言われています。
これはほんとで、でもなかなか難しい部分もある。
そもそも自分を満たすって何だ? という話なんですけども、
よく「自分へのご褒美」とかいいますが、そういう次元の行為ではないです。美味しいもの食べたり、財布を気にせず、直感にまかせて贅沢に浪費すればいいかというと、全然違います。それは無駄遣いと言います(笑)
自分を満たしていないひとほど、「自分へのご褒美をたくさんあげてます」と仰るケースが多いんですが、
というのも、普段から自分を満たしていると、ご褒美なんか要らないんです。ご褒美がいるということは、ふだんの生活や在り方に、それだけ疲弊しているということ。
高級ランチとかディナーとかスイーツとか
エステとかマッサージとか
旅行とか
それはそれで素敵だけど、もし、疲弊した自分へのご褒美としてそれをしているならば、それは自分を満たすことではない、と認識したほうがよいです。
自分が本当に欲しいものは、それじゃないのです。
それに金銭や時間を投じても、満足は一時的なもので、自分が欲しい、本当の豊かさとしては戻って来ません。
そういうときに、本当にやるべきことは、いまやってる自分を疲弊させることを、やめること。それが難しければ、少なくとも改善のために動くことです。
自分もお菓子売っててなんなんだけども、甘いものって、特に女性にとって代償行為になりやすい傾向はあるなあと、感じます。
私も好きだし、たまにはいいです たまには。
でも、甘いもの無しにはいられないような状態にもしなっていたら、本当に欲しいものについて、一度、考えを巡らせてみてほしいと思います。
(砂糖がわるいとか脳をマヒさせるとか、そういう話とは一線を引きたいと思います。お砂糖を悪者にするのは勝手ですが、そこは本質ではないです。)
満たされないという感覚は、寂しいものだけど、希望でもあります。
自分が本当に欲しいものへの渇望は、本当の自分に帰る道を、教えてくれます。