タロットって怖いイメージがありますぅ、という声をよく聞くのですが…人にそんな思いを抱かせるカードの代表格のひとつがこちらかなあと思います。
私が大好きなカードだと、たまに書いているのですが、よくよく知ると、怖いわけでもないのがわかります。
ただ、自分の中のこのエネルギーに触れるのが怖い方は、このカードに怖さを投影します。
悪魔のカードの説明として、すごくドンピシャな素材を見つけたのでご紹介!
デーモン閣下wwww
じつは高校のせんぱいだったりする…(笑)
彼ら、聖飢魔Ⅱが「悪魔」に何を込めているかを考えると、このエネルギーの本質が見えます。
悪魔とは、世間標準からのアウトロー(逸脱者)の象徴です。
↑上の動画も、主人公の2人の少女を追いかけていた他の少女たちが、いつの間にか覚醒して「悪魔」になっていく(=覚醒してアウトロー側になる)様子が、とても印象的かつ、普通の目で見ると意味不明ですね(笑)
人々は、世間標準から外れたものを、悪魔として糾弾します。だけど、世間標準というのは、本来自分の標準とイコールにはならない。
自分の人生を生きる為には、大なり小なり、みんな、「悪魔」のエネルギーを使う必要があります。
それは、自分の中にあるタブーを超えていく、ということです。ちなみに悪魔のカードの次には
今まで正しいと思っていた偽りの世界が、真実の目が開かれたことによって崩壊するさまを表すカードです。
自分自身の宇宙を体現するためには、他者目線(世間標準)の偽りの世界をぶち壊すことが、必要なんですねえ。
他者が悪いわけではなくて、自分が正しいと思って採用していた世界観を脱出する、というと、もうちょっと穏やかな感じになるでしょうか。
出来事は、常に自分自身の中に起こっていて、自分の中には、自分が許可したものしか入ってきていないからです。



デーモン閣下の美声、カッコいいメロディにも惚れ惚れしますが、この、歌に込められたメッセージと覚醒のエネルギー、たまりません

ちなみに、悪魔のカードは単なる「秩序の破壊者」ではないのです。山羊座♑️のカードなんで、ちゃんと世間に自分のやることを問う要素もある。
ホラ、デーモン閣下だって、あのビジュアルで相撲解説とか、横綱審議委員会のメンバーにまでなってるし…。(相撲の世界とか、まんま山羊座的…笑) 文化人としての謎の地位を確立してますよね。
逸脱した上で、社会に居場所をつくるのが、悪魔のカードの到達地点。そこに向かうスタートの勇気が、問われます。
その本質の一部を、悪魔のカードは、とてもよく教えてくれます。