タロットの構成概念のひとつである『四大元素』について、よっちゃんがまとめたメモ書きです。
四大元素は『地・水・風・火』
サブカル方面が好きな方はわりかし馴染みのものでしょうかね。(ファイナルファンタジーも初期の作品はもろコレですね)
タロットでは、世の中のあらゆる現象をこの4つの元素のミックスと捉えます。無論、地水風火そのものというよりは概念的なものなのですが…
講座では、この四大元素について一通り解説はします。ただ、これは誰かに教わって覚えるというよりは、ある程度の時間をかけて、意識づけて自分自身で体感したり、実感したり、というのが、概念の習得に不可欠になります。
学校のお勉強とはまた違うセンスで、感性が大事。日々の生活が研究、探求っぽくなるイメージです

こういう概念自体は、魔術限定ではなくて、昔のギリシャとかの時代にさかのぼると、世界の構成要素について、まじめにみんなが考えを寄せていました。
高校の倫理で習った「万物の根源・アルケー」というやつ。懐かしいなあ。
水だ、いや火だ、いや原子だ、いろんなことを唱える人がいて、それなりに理が通るように説明をつけています。
高校の頃は、原子ってほぼ正解じゃん、科学がほとんど発展してないのにギリシャ人すげー!!と思っていたけど、今思えば、それは物質領域限定の話ですね。
(四大元素の考えは、近代近くで一度、非科学的ということで否定されたのですが、心理学のユングあたりが、心の世界の描写において重要だと再評価して取り上げた経緯があるようです)
なお、ギリシャ哲学の時代が「科学がほとんど発展してない」というのも誤解であったことを最近知りました。
1年くらいかけて、よっちゃんが紀元前後の数学のお勉強をしていたのですが、古典的な数学の基礎はほとんどこの時代には出来ていたようで、ギリシャ人はどんな頭してたんだ……と驚愕するばかり。
昔の人は偉大です。
むしろ、スマホチョイチョイしてる我らの方が、頭は退化してるかもしれませんね(笑)
……
と、最近はこんなことをよっちゃんと話しています
