収入、影響力、自己肯定感の話 | もっくん珈琲ブログ

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もっくん珈琲オーナー、タロット&占星術占い師、三児の母のもっくんの日常、店のお知らせ、考えていること。

最近すごく仕事のやり方や収入の入れ方にモヤっとしていた。

最近の日本のスピ業界や引き寄せなど、目に見えない世界のベースになっている価値観のだいたいは、おおむね西洋から来ている。

そのせいだと思うけど、成功という定義についても、西洋的な価値観が前提となっている。それが普遍的な正解だと誤解していた自分に気がついた。

数日前のツイッターを引用しながら書いていきます。



成功=規模がでかいこと、動かしてる金額が大きいこと、影響力がでかいこと

と思ってる人、きっと沢山いるよね。西洋って基本的にこれだよね。

汗水垂らして働いてる現場労働者より、仕組み作ってる人(オーナー)の方がいい仕事をしてるから、収入が高い。成功してる。自分らしく生きてる。みたいな感じ。

成功哲学を熱心に読み込んだり、外国人(西洋のひと)をトップにしてるスピ集団で自分のベースを作ったことで、この価値観を深く自分の中に取り込んでしまっていた。そしてその延長上に、こんな自己否定を抱えていた。

規模が小さいこと、動かしてる金額が小さいこと=成功してない=駄目な私

私ね、実は、自分のビジネスをそんな風に情けなく思っていた時期がかなり長かった。
(別に冷静に考えるとそこまで小さくないのに 笑)

そして、スピ系でいわゆる「成功」した月収ウン百万のひとを羨んで、早くあっち側に行きたいと思っていた。

自分は影響力がないから駄目なんだって、すごく卑下していた。お金稼いでない自分、まだ自分を開いてない。ハートを開いてない。足りない足りない。ってね。
(家族で暮らしてる分くらい稼いでるのに何を言ってるのかって感じだよね 笑)

そういうコンディションだからだろうけど、↓このような方々が気になっちゃってさ。



こういう人さ、結構ひとを煽るんだよね。あなたも自分を開けと。

たぶん、表面上は、自分みたいに「成功」して欲しいっていう善意しかないんだと思うけど…

これは、巧妙にその人のエゴとか自己否定が隠れているかもしれないなと、思った。





↑こういう自己否定。

「開いてなかった頃」の自分を救いたくて、「開いてない人々」を意識の中に創り出しているのかも。

そして、自身を「まだ開いてない」と自己否定してるひとが、その世界に呼応する。



拝金主義というよりは、「西洋的な成功観」と言った方が正確かなあ。

おそらく、この感覚はスピ・引き寄せにどっぷり浸かった者特有の、少しおかしいものも入ってる。

普通に考えれば、普通におかしいことだとわかるのに、西洋的な価値観を否定することで「あのひとはお金にブロックがある」と言われるのが怖くて、抜け出せずにいた。



自分の仕事=人生の仕事。

それがどんな規模なのかは、終わってみなければわからないけれど、ともかく、他人の在り方を見てクサクサしたり、真似してみたりする暇はないなあと思いました。

他の人から見たら滑稽な話かもしれないけれど、ここ10年くらい染まっていた大きな信念体系をひとつ卒業しそうな感じで、ちょっと感慨深いです。



この間の満月で熱を出した頃、この辺の気づきがありました。私にとっては大きな手放しです。

収入と影響力と言った客観的なものを、自己の価値の判断基準にしてはいけないと、改めて感じました。

どういう状態であれ、「どうせ自分は素晴らしい」のです。その前提にたたないと、「人生の仕事」はできない。他人と比べてる暇はないのです。

Le vent se lève. Il faut tenter de vivre 

風が立つ
生きようと試みなければならない

星

スピ業界におけるわたしの価値観のことを書きましたが、スピじゃない方も、ぜひ、自分の在り方を、外界からのキャリアの評価だとか収入とかFBのいいねとか(笑)などで判断してはいないか、今一度考えていただけると幸いです。

あなたの「仕事」は、なんですか?