ハートを開くということ | もっくん珈琲ブログ

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もっくん珈琲オーナー、タロット&占星術占い師、三児の母のもっくんの日常、店のお知らせ、考えていること。

いまは、占星術でいうところの「かに座かに座」の季節。

それ関連のブログを色々読んでいると、自分の基盤を考え直すようなテーマが、みなに降り注いでいるっぽいです。

タロットでもそんなテーマの方がたくさん訪れるな〜と感じています。

「夫婦間のバランスの取り方」なんていうのも、まさにこの「基盤」にぴったりのテーマですね。かに座は家庭とかそういう意味もあるので。


子供ができたことで、夫婦関係に、より真剣に向き合わざる得ない、という局面にいる方の相談にたくさん乗っています。

表面上は自分のこととか、子供の悩みだったりとかを持ってくるのですが、タロット引いたら、アラアラアラ? 本丸はそっちなんじゃねーの? みたいなケースもチラホラ(笑)

大好きなテーマなので、個人的に燃えますラブ


最近は産後クライシス(危機)なんていうご大層なネーミングがつきましたが、クライシスっていうよりは、子供ができたことをきっかけに、関係にごまかしが効かなくなるって感じですよね。

今まで1対1のコントロール可能な大人だけの関係だったものが、そこにコントロール不能の子供が現れることで、それまでの関係性が保てなくなります。

それにより、片方の我慢とか頑張りなどで保っていた潜在的なアンバランスが、顕在化するのです。

なので、当たり前ですが子供は何も悪くなく、本人たちに元々種があるのね。出産/育児はあくまできっかけなのです。

まず単純には、育児という仕事が加わることで、ママ側のタスクが激増して、これまでのやり方やペースが使えなくなります。

ひとりで仕事を抱え込む癖のあるひとは、まずここで詰みやすい(苦笑) (← つまりここが我慢・頑張りにあたるのですが。)


私さえ我慢すれば…

私さえ頑張れば…

私の感情で家庭内をギスギスさせたくない


そんな感じで自分の感情を抑圧してると、子供もそれを感知して(無意識にね)、不安定になることで、お母さんの感情を引き出すように振舞ったりします。(単純に夜泣きが凄いとか、癇癪起こすとか…年齢が上がると、もっと具体的な問題行動になって表れる場合もある)

それで対応しきれない、感情をコントロール出来ない自分をひたすら責めたり、無関心な(と自分が感じている)夫に怒りが向いたり、、、

という出来事がループして、だんだん苦しくなってきます。


これ、スピ的にいうとハートチャクラの課題なんですよね。

ハートは、一言で言えば、他者との愛あるコミュニケーションを取る、という所で重要な役割を果たすチャクラです。

ここが機能していないと、つまりは他人とうまくコミュニケーションが取れず、他人だけでなく、自分自身も深く傷つけてしまうのです。



自分さえ頑張れば


の奥には、他人に頼む、伝えるのが怖い

の思いがあります。なぜ怖いのかというと、そんなことをしたら他人に拒絶されるのではないか…という恐れがある。

「ありのままの自分を許容されなかった」

という原体験(という名のインナーチャイルドの思い込み)から発する恐れです。

その恐れがあると、自分を守るために、ハートを閉じるのです。

インナーチャイルドからすると、ほんとうの自分を見せること=人から許容されないこと=人から傷つけられること だから。


ハートが閉じると、自分の思いやことばの真意が、近しい人でもなかなか伝わりません。同じ言葉を使っても、不思議なもんで、通じなくなっちゃうの。

伝えてるつもりでもスルーされたり
コミュニケーションを切られてしまったり

そうすると、近しい夫が、すごく冷たい人に思えてくる。なんでこんな人と結婚したんだろうか みたくなる。

「ありのままの自分を許容されなかった」
「私は傷つけられる」
「私はひとりぼっち」

という体験がループしていく…。でも、これはインナーチャイルドの思い込みがリプレイされているだけなんです。

上記の思いが、前提として本人の中に根を張っているので、すべてのコミュニケーションがそのように見える、という言い方もできます。

心屋風にいうと(最近気に入ってる 笑)


1人コント 

「自己否定」

サブタイトル
〜私は傷つけられるハートブレイク


ってやつです…。
笑えないコントだな(笑)



この無限ループから脱出するには、ハートチャクラを開く必要がある。

チャクラ開いて「ほんとうのことば」を伝えなければ、伝わらない。変わらない。

伝え方とか、言葉使いとかの小手先のテクニックじゃないのよ。


じゃあチャクラ開くってどうやるの?

というと


自分の本心をまず、自分で覗いてみてください。

悲しみと心細さ、怒り

いろいろ渦巻いてるはず。自分で抑圧して蓋したそれを、まずは覗いてみて。

そうすることで、ハートがだんだんほぐれていきます。そして自分の本心がわかって、ハートがほぐれたら、少し勇気を出して、身近な人に、飾らず、かっこつけず、武装せず、自分のことを、伝えるのです。

その悲しさ、心細さを。(怒りは、悲しみが転化したものである場合が多いので、大抵はここに落ち着きます)

そして本心をいうの。


私とのセッション中に、涙が出る人もいる。別にわざわざの泣き落としとかはしてないですよ(笑)ハートが開くと、たまってるものが自然と落ちるの。泣くと、癒されるしスッキリします。

怒り出した人もいたっけ……これはセラピストとしてはキツイけど、セッションとしては成功なんだよな(苦笑) もちろんそれだけでは全解決にはなんないですけどね。

自分がわからない。

といってますます心のガードを強化しちゃう人もいるんだけど…こっちの方が手強いぜ。感情を抑圧しすぎて、コチコチになってしまっている。

そういう時は、


自分に優しくする

我慢・無理な頑張りを自覚する

そしてそれらを一切がっさいやめる
(それに伴う不都合、恐れなども一切引き受けると心に決める)

ということを徹底的にゴリゴリやってリハビリしてください。(一旦泣けた人にも、これはお勧めしています)

これ、いままでそれが出来なかった人には大変キツイのですが、だから効くんですね。

「自分を徹底的に大切にする」

ということを丁寧にやると、辛い過去に返るようなセラピーをわざわざしなくても、頑固なインナーチャイルドと和解できるんです。

「あれ?大切にされなかったとか、受け入れられなかったとか、もっと頑張らなきゃとか思ってたけど、これ思い込みだったんじゃね?」

「もうわたし、このままでもいいんじゃね? 弱くてもいいんじゃね? 家事できなくても、しなくても、全然大丈夫、愛されてるんじゃね?」

ってね、深いところで気がつくと、周りに見える世界、180度変わっちゃうよ。

わざわざ離婚しなくても、夫がキャラ変して別人になります(笑)これまじですよ。


せっかく、この人と一生やっていこうと、どこかで決意したのだし、ほんとは大好きなんだから、拗ねないで、心を開いて欲しいなって思います。

ハートを開く

なんつーと、心地よいことばかりのイメージがあると思うけど、それが出来なかった人間には、おい死ぬだろ!ぐらいの恐怖を伴ったり、一生分かよガーンくらいの涙が伴ったり、いろいろあるんですよ(笑)

でも、恐怖は自分を守ろうとする故の愛であり(誤解なんだけどね)、悲しみは自分を癒すための愛です。

それがわかっていれば、ネガティヴもたまには悪くありませんよラブ


出産育児など、ライフステージの変化に伴う夫婦喧嘩は、上等だと思います。避けるべき事ではなく、フツーです。フツー。

ハートを閉じた喧嘩はお互いを傷つけるけど、ハートを開いた喧嘩は、愛を深めます。喧嘩するたびにお互いを知り、距離が近くなって仲良くなりますよ。

個人的には、ハートを閉じた喧嘩でも、しないよりはマシだと思ってます(笑)

喧嘩しなくなって仮面夫婦行き〜〜からの病み、というご年配の方ともお話しするので、30代くらいでこれ読んだ人には、ぜひそうはならないで頂きたく思います…。(仮面夫婦は、ひとりより寂しいと思います)


こんな風な時にハートが開いて、話ができた

っていう体験を、トライアンドエラーを重ねながら、夫婦で探求してみてください。そのために、結婚したのですから。

(いちおう書くけど、すでにお別れしちゃった方は、これを読んで傷ついたりしないでくださいね。それはそれで一つの選択だし、その後に得るもの、やっていくことがあるのは、どんな体験をしていても同じです)


もうすぐ36のわたしも、このライフステージの真っ只中。仲よさそうに見られてるけど、よっちゃんとよく喧嘩しますよ(笑)

Twitterで夫婦喧嘩なう! とかはさすがにやんないですけどw 今朝もつくいち前に喧嘩しました笑い泣き マッハで仲直りしたけど。

今朝のは違うけど、ハート閉じた不毛な喧嘩もたまにしますよにやり でもそもそも仲良いし、の前提が2人であるから、戻ってこられます。閉じてることに2人で気づいて、ごめんねっていって心を開くの。だんだんそのスピード、早くなってるかな。


ハートを開くということ


これからも、わたしも、探求し続けます。

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↑ 常にハート全開の模範例ハート で締めますニヤリ
みんな生まれた時はこうだったんだぜ!(笑)