保育園のこと、ひとに頼ること | もっくん珈琲ブログ

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もっくん珈琲オーナー、タロット&占星術占い師、三児の母のもっくんの日常、店のお知らせ、考えていること。

第二子のふうちゃん、4月から保育園に入れることになりました。

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3月5日で生後4ヶ月、入園のころは5ヶ月ということになります。

仕事とか家計とか育児、待機児童問題、色々考えてそういうことになったのですが、託児や保育園という仕組に対する気持ちが、以前(1人目のとき)とは随分変わりました。

以前持っていた思いは、一番簡単にいえば、『3歳児神話』みたいな感じです。

他人様のことをどうこういうつもりはなかったけど、小さいうちに預けちゃうのは可哀想で、預けないで働けるなら、それが一番と思っていました。(自営だし、働かない選択肢はそもそもなかったのです)

だから、子連れスタイルでずっと頑張っていたけれど…

いま思うと、離れるのが可哀想、もありましたが、他人を信用するのが怖かった。『人に迷惑をかけない』という一見綺麗な言葉のうらに、『人を信用するのが面倒くさい、怖い』が隠れていた。

だから自分たちだけで見れるのなら、それがベスト(というか楽)だと考えたわけです。


それが、去年の今頃、ふうちゃんがお腹にやってきて、つわりもあり、夫婦で頑張るのが体力的にきつくなってきました。

(そもそも嵐のように元気に暴れまわる、遊びたい盛りの2歳児を見ながら仕事するのは大変で、妊娠する以前から相当無理があったんですが…笑)

当時2歳8ヶ月くらいだった龍ちゃんも、いいかげん友達が欲しいかなあという素振りを見せたり(いつも店の横で1人で遊ばせていて、ちょっと寂しそうだった)、ということもあり…

思いたって市の保育園情報をチェック。そしたら、たまたま気になっていた保育所がその年から認可保育園になっていて、2歳児クラスに空きがあるではないか!

(1歳児の時も別の園ですこーし検討したけど、全然空きがなくて、なんか申請出すのが億劫で諦めてしまったことがあった)

そこから、園に見学に行き、面談をし、申請をし、というところまで4日くらいかなあ。速攻決めて、翌月から通えることになりました。

でも、初めてのことだから、もう不安で不安で

龍ちゃんが馴染めるのか、私自身も園の先生たちとうまくいくのか、つわりも相まって不安で具合悪かったです(笑)


でもそんな不安は杞憂に終わり

通い始めた後の龍ちゃんは、最初の2~3日こそ預け際に泣いたものの、あっという間に慣れ…お友達ともなじみ、言葉も1ヶ月で爆発的に出るようになり、発達は目を見張るようでした。

お友達もでき、「先生」という、親・身内以外に日常を共にしてくれる人ができ…世界が広がったのでしょうね。

先生たちが、とても真剣に、愛情をもって接して下さっているのも、よく伝わってきました。

そんな様子を見て、『親である自分のそばでずっと面倒を見ているのが、子供にとって一番いい』の思いが、ドカーンと打ち砕かれた私でした。

自分ひとりで頑張るのじゃなくて、ひとさまの力を借りて、迷惑をかけて、感謝して、、、

そういった、ひとに心をひらく大切さを、この一年ですごく感じた次第です。


ふうちゃんには、そんな意味でお腹にいた頃から救われています。つわりがダラダラ続いて体力的に、頑張れなくなったのが良かったの。

『助けて!』

と人に言えるきっかけになったので。


出産の時も、時間がかかって心が折れ、1人で頑張りきれなかったおかげで、助産師さんに泣き叫びながら『助けて!』って言えた。(龍ちゃんのときは、迷惑かけちゃいけないと思って、泣き言も言えない、ほとんど叫べもせず逆にトラウマ化したww)


弱さを見せる、ひとに助けを求めることが自分にとっての癒しになる、

っていうことを、ふうちゃんが教えてくれたのね。

ともすれば、私はすぐ、ひとりで頑張ろうとしてしまったり、大丈夫じゃないくせに大丈夫と言ったり、体力にまかせて無理しちゃうくせがある。

これがいろんな点で自分の人生の課題になっていたこと、ここ数年で思い知らされたよ。

たぶんここで気づかなきゃ、いずれ体を壊していた気がする…ショック


ともかく

そんなことで、ふうちゃんの子育ても、ひとのお力を借りようと思いました。

『ヨソに預ける』って感覚じゃなく

信頼できる親戚に預けるようなつもりで。

そんな気持ちにさせてくれた、今の保育園の先生たちには、本当に感謝しています。

※ちなみに保育園のやってない休日は、相変わらず子連れスタイルを続けるんだけど…それはそれで楽しいんだ、大変だけど(笑)


元々は、大学でたまたまここに来た以外は何も縁がないけど、つくばが好きで、2人で住み着いて、結婚して子供ができた私たち。リアル親戚が全く近くにいない、ザ・核家族なんですが…

お店を通して、子供を通して、だんだん知っているひとや、心をゆるせるひとが増えていく体験が出来ていること、本当に素敵だと思う。皆さんと繋がれていることを、感謝したいと思う。

親やりながら、自分のやりたいこと、やるべきこと、できることを、真剣にやろうと思う。

最近、そんなことを考えています照れ