ぬいぐるみ、本当の自分 | もっくん珈琲ブログ

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もっくん珈琲オーナー、タロット&占星術占い師、三児の母のもっくんの日常、店のお知らせ、考えていること。

少し前の話になりますが

野球の清原選手が覚醒剤で逮捕されて…子供の頃に大ファンだった私、大ショックを受けてます。

好きだっただけに、いろいろ関連記事を読みあさっちゃいました。

麻薬に手を出して逮捕まで至ったのは、紛れもなく悪いことですが

ほんとは弱い人だったんだなというのが、色んなところを見て思うことです。

拘置所で、子供に会えないと夜な夜な泣いているという記事もあり、自業自得なんだけど、なんか可哀想でね…

暴力団との付き合いをにおわせたり、なんだかチンピラのような風体になっていった清原…あれは、弱さを隠すためのぬいぐるみ、鎧だったのだなあと思います。

きっと、スターならではのすごい重圧、プレッシャーを抱えていたんだろうなあ。

人を威圧したり、強い態度に出たりする人ほど、実は中身は弱かったりするんだよね。

弱いのが悪いのではない。ただ、隠したことで、それがこじれてしまった。

本人の表面的な意識は、「強い」外側のぬいぐるみが自分の本体だと思っているけど、本当の自分は「弱い」ちっぽけな人間なの。 

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※メモ帳で手書きしてみた 笑

ぬいぐるみ(=エゴ)にとって、自分の本体が実は小さい方だと気づくこと、気づかれることは死と同様の意味を持ち、必死にとりつくろいます。そしてぬいぐるみがどんどん厚くなっていく。

本当の姿をさらけ出すことを禁じられ、自分からすら嫌われた「まんなかの真の自分」は、途方もない孤独を感じます。

寂しい、寂しい、虚しい、虚しい、、、

それでたどり着いた先が、クスリだったのかしら……。と思うと、かわいそう。本当にかわいそう。


弱い姿見せていいよ、見せてよ。

もうスターじゃなくてもいいからさ。


子供の頃に見せてくれた夢、
あなたが身を削って作り出した夢

感謝してるよ……


そんな風に思うと、涙が止まらないわけですぐすん


でもね、清原は極端までいっちゃった例だけど、この件で泣ける私も、同じ癖持ってるよな、なんて思います。(投影というやつです)

いま、本体(真の自分)に意識を戻そうとしてる途中です。。。

弱くて何もできない「ほんとうのわたし」を、ゆるし、守ってあげたい。

わたしが必死で作ってきてくれた今の人生に、感謝をしたい。

タロットでいうとこのカード。

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アテュ(大アルカナ)
Ⅵ. The Lovers 恋人たち

自分自身との結婚。自分自身との仲直り。男性性と女性性の結合。これによって、ひとは望む人生を創造していける。

魚座のこの季節

水のエネルギーがあふれるこの季節は

自分をいたわるのにぴったりかもしれませんね。


どうか皆さんも、「ご自愛」くださいね。

おしまいチュー