少し前の話になりますが
野球の清原選手が覚醒剤で逮捕されて…子供の頃に大ファンだった私、大ショックを受けてます。
好きだっただけに、いろいろ関連記事を読みあさっちゃいました。
麻薬に手を出して逮捕まで至ったのは、紛れもなく悪いことですが
ほんとは弱い人だったんだなというのが、色んなところを見て思うことです。
拘置所で、子供に会えないと夜な夜な泣いているという記事もあり、自業自得なんだけど、なんか可哀想でね…
暴力団との付き合いをにおわせたり、なんだかチンピラのような風体になっていった清原…あれは、弱さを隠すためのぬいぐるみ、鎧だったのだなあと思います。
きっと、スターならではのすごい重圧、プレッシャーを抱えていたんだろうなあ。
人を威圧したり、強い態度に出たりする人ほど、実は中身は弱かったりするんだよね。
弱いのが悪いのではない。ただ、隠したことで、それがこじれてしまった。
本人の表面的な意識は、「強い」外側のぬいぐるみが自分の本体だと思っているけど、本当の自分は「弱い」ちっぽけな人間なの。
※メモ帳で手書きしてみた 笑
ぬいぐるみ(=エゴ)にとって、自分の本体が実は小さい方だと気づくこと、気づかれることは死と同様の意味を持ち、必死にとりつくろいます。そしてぬいぐるみがどんどん厚くなっていく。
本当の姿をさらけ出すことを禁じられ、自分からすら嫌われた「まんなかの真の自分」は、途方もない孤独を感じます。
寂しい、寂しい、虚しい、虚しい、、、
それでたどり着いた先が、クスリだったのかしら……。と思うと、かわいそう。本当にかわいそう。
弱い姿見せていいよ、見せてよ。
もうスターじゃなくてもいいからさ。
子供の頃に見せてくれた夢、
あなたが身を削って作り出した夢
感謝してるよ……
そんな風に思うと、涙が止まらないわけです

でもね、清原は極端までいっちゃった例だけど、この件で泣ける私も、同じ癖持ってるよな、なんて思います。(投影というやつです)
いま、本体(真の自分)に意識を戻そうとしてる途中です。。。
弱くて何もできない「ほんとうのわたし」を、ゆるし、守ってあげたい。
わたしが必死で作ってきてくれた今の人生に、感謝をしたい。
タロットでいうとこのカード。
アテュ(大アルカナ)
Ⅵ. The Lovers 恋人たち
自分自身との結婚。自分自身との仲直り。男性性と女性性の結合。これによって、ひとは望む人生を創造していける。
魚座のこの季節
水のエネルギーがあふれるこの季節は
自分をいたわるのにぴったりかもしれませんね。
どうか皆さんも、「ご自愛」くださいね。
おしまい
