畑をやって以来、この雑草相を観察するクセがつきました。土の質や、その年によって微妙に雑草のトレンドが変わってくるので、微妙に面白いんです。一文にもなりませんが(笑)
さて普段カフェを出している中央公園脇も、木蓮や桜に続いて、だんだん雑草たちもモリモリ、元気になってきました。これは、セグウェイ充電器のわきのたんぽぽ。
たんぽぽを見ていたら、そういえば去年気になっていたことがあったなと思い出しました。
この写真のたんぽぽは普通のたんぽぽだけど、去年、同じ時期の梅園のモーバコの周りを散歩していた折、やたらと茎の細い、背の高いたんぽぽがよく目についたんですね。
なんか普通のたんぽぽとは違うけど、花はたんぽぽと似ているし、終わった後に綿毛になるのもいかにもたんぽぽだし(綿毛の形はやっぱり少し違うんだけど)、あれは新種のたんぽぽなのだろうか、今年はこのたんぽぽが普通のたんぽぽのニッチ(※生態的地位)を奪っているのだろうか、とか、一人、龍ちゃんをあやしながら難しい顔で考えていたのでした。
たんぽぽが咲く季節が終わったらそんなことも忘れていたのですが、今年たんぽぽが咲き始め、我が家の周りを観察したら、あの背の高いたんぽぽが見えない。あれ、奴の天下は1年きりか? 奴は何者だったのでしょうか。
気になりすぎて、野草雑草図鑑を買ってみました。
パラパラめくると・・・あった!!
ブタナwwww
ずいぶんなお名前がついているものです(笑)
分類上は、たんぽぽと同じキク科ですが、属が異なる植物のようです。西洋タンポポと同じで帰化植物、戦後に全国に広がってるとのことでした。別に珍しくもないみたいです。
とりあえず、去年はモーバコの周りばかり歩いていたので、あそこの地域的な傾向だったのか、全体的な傾向だったのか、同じ場所を見てこないとわかりませんね。よし、そのうち見てこよう。
自然農を少しかじっていたころの知識ですが、その土地の土質によって、生える植物相が決まり、そしてその植物によって、少しずつ少しずつ、土質が変わっていきます。それに伴い、植物相もうつりかわっていくといいます。
人間が注目してもしなくても、自然は少しずつ、ただ流れる方向に、あるべくして変化しているんだなあと感じます。
最後に、この間発見したどうでもいいことをもうひとつ聞いて下さい(笑)
イーアス・コストコ付近の雑草。ふっと見ると、空き地から中央分離帯の植え込みまで、おびただしい数の土筆(つくし)が生えていたんです。
わ~春だね~ とかそんなレベルじゃなく、本当に気味が悪くなるくらい(笑) 1週間くらい前だから、そろそろスギナが生えている頃でしょうか? 初めて注目したのか、それとも今年初めての現象なのか?
ちょっと気になっています。
以上、私の一文にもならない雑草研究でした(笑)