予防接種のこと | もっくん珈琲ブログ

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もっくん珈琲オーナー、タロット&占星術占い師、三児の母のもっくんの日常、店のお知らせ、考えていること。

健康関連のトピックを書いた勢いで、普段書きづらいこともたまには書いてみよう。

健康情報に関心がある方だったら、ちらほら目にするであろう、『予防接種の危険性』について。

たくさん調べていくと、陰謀論なんかも絡み、凄いことになっている。

で、子供には打たせない、という方もいる。日本においてはかなり少数派だけど、外国だと、もう少しこのへんの割合が違うらしい。

私の頭に残っている範囲で、危険性を強調する情報はこんなかんじだろうか。

①重篤な副作用が起こる可能性がある
②副作用が起こった時も、国はあまり保証してくれない
③そもそも効いている根拠が無い
④ワクチン中に含まれる水銀の成分で、自閉症の危険性が増す
⑤不妊剤が入っている(人類削減計画とかそういう陰謀論に通じる)


⑤はちょっと論外かなーと思うけど(書いてる人はだいたい信ぴょう性の薄いトンデモ系)、④はちょっと気になる。発達障害の診断が身近に増えているなあと感じることもあり。だけどこれは、大人側の認識や診断側の問題もあったり、あとは他の要因(加工食品の増加によるミネラル不足など)もチラつくので、いちがいには言えない。

とりあえず、目下気になるのは①~③、『有効性』の是非と、『副作用の起こる確率』と『有効性』の天秤だろう。

インフルエンザワクチンなんかは、そのへんが微妙だなあと思うので、うちは打たない。型が外れたら効かない、というのがいかにもナンセンスだ。初めからかからない体づくり、の方に力を入れたほうがいいと思う。『打ったらかかった』の話も聞く。弱毒化した菌を体に入れているのなら、本人の免疫力が弱ってたら、まあそういうこともあるだろうな。

話題の子宮頸がんワクチンは、副作用の報告が多いのと、副作用の症例が深刻すぎる(当人やご家族の生々しいレポートブログが本当に気の毒)ので、怖くてとても打つ気にならない。たとえ娘が出来ても、現時点では断固拒否したい。生活習慣の方で予防したほうが良いと思う。


ワクチン反対派は、公衆衛生の観点が抜け落ちている方が多いのと、「政府は信用出来ない」みたいな価値観のデフォルトだったりする方が多いので、なんかその辺どうにかならないかなと思っている。(③のワクチン有効性を全否定する場合は、公衆衛生の議論もそもそも無意味なのだろうが)

これは、放射能の問題にしてもそうで、私は本当のことが知りたい。と思う。

近所の地場の筍とかは、さすがにもう食えないかな、程度は思うんだけど、あとは別段気にしていない。

甲状腺がんやその予備軍が増えた、という話もあるけど、震災以前にモニタリングしてなかったサンプル群の結果では、その原因は推測の域を出ない。そうすると、科学的には「因果関係は認められない」というほかないのだ。「政府が隠してる」んじゃなくて、データがないんだから科学的に言い様がないんだよ。今までだって、私たちは放射線のない世界に生きていたわけではないんだもの。

でも、5年、10年と経っていく中で、自分たちの健康状態がどうなっていくのか、自然がどうなっていくのか、それは関心がある。


予防接種の話に戻ると、龍ちゃんは、今のところだいたい接種済みだったりする。

副作用はほとんどなし、だけど、予防接種のあとは、先日の薬を投与した後みたいに、なんだか人が変わったような不機嫌さを見せるのが、いつも気になっていた。それが、私がワクチンに不安を覚える一番の根拠かもしれない。

ロタウィルス(=ノロのお友達みたいな胃腸炎ウイルス)ワクチンだけは、個人的にちょっと根に持ってて、龍たんは副作用なしだったけど、たぶんオムツのウンチから私⇒よっちゃん⇒友達まで移りまして、1週間位ひどい思いをしたことがある。幸いもっくん号の車検でしばらく休業中だったので、お客さんにいろんな意味で迷惑かけなかったのがせめてもの救い。でも、あんな辛い病気は生まれて初めてだぜ・・・ぐらい胃腸炎辛かった。

まあ、予防接種からの感染という証拠はないものの、元気な子に対してあの2万×2の任意接種、やらなければ、自分ももしかしたら罹らなかったのかな、という思いは消えません(笑) 


日本全体が、健康管理を医者や薬に任せすぎてるなあ、という思いはずーっとあって、自分自身が健康オタクなのも手伝って、『ほんとうの意味で理にかなった健康管理』のことをちまちまと考えている私。とはいえ、私は素人で、医者はやはり専門家。飲食業界だってそうだけど、素人の言ってることが専門家にとっては真面目にかなりトンチンカン、ということはよくある。専門家の話は貴重です。

陰謀論とか左翼的な思想からではなく、医療に偏り過ぎず、かつ科学的にお話ができる専門家さんの話が聞きたいなあ。といつも思っています。