
『蟐彁閠』
このタイトル読めた人はいますか?
実はこの漢字幽霊文字というもので読むことが出来ない漢字なんです。
ということで
今回の内容はホラー。
しかも

夜の大東アクティブスクエア(学校跡地)で
日が沈ずみ始める時間からの夜の公演。
照明は使わず、外から入って来る光のみ。
観劇した日は、中庭でどこかのグループがBBQなのかな(?)そんなイベントを行っていましたが
途中からはその灯りもなくなり
生徒たちが持ってきた蝋燭の火の光のみで雰囲気十分。
実際の教室を使っての高校生たち(役)が、夏休みに夜の3年2組の自分たちの教室に忍び込み、この教室で噂されている恐怖の不思議話を解決(?)していくお芝居です。

出演者は、ほとんど「スクールアフタースクール」の時のメンバーでした。
スクールアフタースクールの感想はこちら。
なので、読めない漢字ではなく「スクールアフタースクール2」で、スクスク2と呼ばれています。
ストーリー的には、少し強引で無理繰りなところがあったようには思います。
しかし
静寂な所での大きな音、突然の奇声。
役者さんたちの演技で、鳥肌が立つ場面もありましたし十分にホラーと言えるだけの内容であったと思います。
そして
前回のスクスクに続いて今回のスクスク2も、いかにも自分もその同級生となったような感じ(実際は、観客は今回は幽霊の設定だと思われます)にさせてもらい楽しく観劇することが出来ました。
自分がその時代に戻れたような、その雰囲気の中で行われる公演それが最大の魅力で、次も観てみたいと思わせるところだと思っています。私は好きです。
教室の席、座る場所によっては演じている人が死角となって見ることが出来ない場面もあったりしますが、
人によって見る角度が違い役者さんへの感じ方も変わったりするのではと思います。
教室全部を使ってお芝居が行われるので
時には本当に手を出せば触れるくらいの距離で(これは例えではなく本当に。邪魔になるのでそういうことはしませんが)表情が、この暗さの中でもハッキリと見えるんです。
台詞を発してない時の表情や細やかな演技も。
LIVEならでは、この場所での公演だからこそなのかも•••
ついついハマってしまうのは、きっとそういうところなんでしょうね。
追記
九曜社の公演は基本的にはパンフレット的なものはWEB上だけで、詳しい内容や役名なども覚えられないんです。
名前を覚えなくても別に問題はないと思いますが。
それでも、ブロマイドにメッセージや裏にこんな感じで書いてくれているのは嬉しいです。

田畑えみ!スポーツ万能!出席番号六番!得意な技はバックアタック!!だよ〜!!!(Xからの引用)
超怖がり(つけたし)
こんな°RUMちゃん

こんなクラスだと本当に楽しくていつまでもそんな世界にいたくなるよね。