お風呂場に毎日のように置いてある幼児用の使用済みエプロン。
子供たちの食事で汚れてしまったそれらを洗うためだ。
毎晩の入浴時のついでに手洗いしては干し、翌日の入浴時にはまた翌日分を洗っては干す。
それは日課の一つだ。
大した作業ではないが、時に結構な油ものだとなかなか手ごわくて、よく洗剤も使ったりするし、仕事で疲れてる時は少々手間に感じてしまう事も。
だが可愛い子供たちを想えば、
お風呂に入るたび、せっせとゴシゴシだ。
今から三年前、上の娘が離乳食を始めたのと同時にスタートしたこのエプロン洗いは、ついこないだまで上の娘のエプロンばかりだったと思いきや、最近じゃ下の息子のエプロンがほとんどになった。
いつ頃からだろう。
気がつくと、娘のエプロンをお風呂場で見かけなくなった。
そうだ。
もう上手に食事が出来るようになったんだな。。
こうして、子供の成長の喜びと、
いずれは親の元を巣立っていくであろう未来に、嬉しさと隣り合わせに淋しさも感じずにはいられない、三十路街道まっしぐらの冬の夜。
さぁ、明日も元気に頑張ろう★