税理士合格までの道のり パート3 | テニスが大好きな20代税理士 「玄米」のブログ

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平成22年12月、税理士になりました。
若い人の少ない業界ですので、若者の視点から見た税理士業界やテニスを記事にしていきます。

前回のブログでは税理士受験生の方にコメントを頂いてしまいました(^∇^)

嬉しい限りですね!


今回で一年目の受験までお話を進められたらと思います。



前回、全答練(全国統一模試)の成績が全然駄目で、


今年は無理かもしれない…

とゆーか、自分には無理かもしれない


とネガティブな気持ちにもなりましたが、

まぁ、本番じゃなくてよかったという、お気楽ものでもありましたので、

残りの時間を全力を注いで勉強しておりました。



そもそも、速習コースという、通常の半分の期間でやるコースだったので、

できることって限られておりまして、

だからこそ残りの時間にやるべきことが明確だったのかもしれません。


直前期の勉強で一年目から気をつけていたこと


①本番当日を意識しながら、シュミレーションを行う。

→中学受験で第一志望のところを受験した際、ささいなミスからパニック状態で二時間過ごしてしまったので

 そうならないための、想定できること、想定できないことが起きたときを予想して、パニックにだけは

 ならないように気を付けました。

(例えば、財表の場合、理論の穴埋めは気にしなくてよいと講師に言われてましたが

 穴埋めが埋まってるのと埋まってないのでは心理状態が違うなと、

 穴埋めへの対応(もちろんA・Bランクまでね)をしてました。)


②スピードを上げることはもちろん大切なのだけれども、

 どんなに回数解いた問題も問題文をきちんと頭から読んで解きなおす。


③難しい問題は今の自分の知識ではできない可能性のが高いのだから

 簡単なところで絶対に間違えないよう、また、簡単なところを解答し忘れないよう意識する。


④その年での一番の集中を試験当日に行う。



そして迎えた本試験。

会場は、埼玉県、松原団地駅にある 獨協大学


真夏のめちゃんこ暑い日でした。


ちょっとでも強くなろうと、バイト先で一番強いコーチから頂いたドクロのTシャツを着て

本試験スタートです。


まずは  簿記論


第三問の50点の問題が難しくてさっぱりでした(笑)

なので問一・問二を二回とき、第三問の本当に簡単なところを記入しました。


よし、やるべきことはやったぞ。

自分やり切った!!


と、時計を見ると


まだ開始一時間   (((( ;°Д°))))


残りの一時間どうするべきか大分悩みましたが、

第三問が本当に難しかったので、問一・問二の三回目の解き直しの後、

第三問の難しい部分に手をつけるようにして、

終了時間を迎えました。


そして  財務諸表論


こちらは簿記論とは違い、とてもオーソドックスな問題。

穴埋めも8割方埋めることができ、大分余裕をもって二時間問題を解くことができました。

試験が終わった日は、悪友と飲みに飲みに飲みまくり

朝、目を開けると大学前の漫画喫茶にいました。( ̄_ ̄ i)


そして本試験と同じくらい緊張する答え合わせ。

数日後に専門学校から配信される解答と照らし合わせていくのですが、


簿記論はボーダーよりちょい上

財務諸表論は合格確実ラインまで点数がありました。


講師の方曰く、簿記論もいい点数の取り方をしていた(簡単なところでノーミス)そうで

多分大丈夫だろうとのこと。


こうして、その4ケ月後、無事、簿記論・財務諸表論 ともに


ゴウカク


の通知を受け取ることができましたヾ(@°▽°@)ノ



しかしこのときまだ田村は、

税法という魔の試験の恐ろしさを何も分かっていないのでした…


続く…