出版社:東京創元社
発売日:2015/11/21
文 庫:368ページ
ISBN-13:978-4488557058
あたしが“めまい"に襲われたのは高校のカフェテリア。
それがすべての始まりだった。
そもそもタイムトラベラーとして準備を整えていたのは、
いとこのシャーロットだった。
ところが実際に過去に飛んだのは、何の準備もしていない
あたし。
相棒のギデオンは気絶しそうに素敵なんだけど、
シャーロットべったり。
あたしだって好きでタイムトラベルしてるんじゃないわよ!
ドイツで100万部突破、
大人気のタイムトラベル・ファンタジー。
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3部作、第1弾
初めましての作家さん。
カバーイラストから中世のファンタジーかなんかだと思ったら
まさかのSFだったぁ(〇o〇;)
タイムトラベル?脳みそがこんがらがるアレですか?
と構えていたのですが、予想に反してサクっと読めました。
なんせキャラがいい(^◇^;)
タイムトラベラーとしての遺伝子?なるものは
生まれた日によって決まるので、一族の中では、
いとこのシャーロットのはずで、その為に準備を整えていた。
グウェンドリンは、シャーロットとその母親から何かと
見下されて過ごしてきたが、実際のタイムトラベラーは違った。
突然のタイムトラベルを繰り返した恐怖で、
母親に打ち明けた途端、事態は想像もしない方向に動き出した。
監視団にクロノグラフ、フィレンツェ同盟、数々の謎・・・
監視団には、時間旅行者や親族だけでなく、著名な学者も在籍
タイムトラベルのため、近世から近現代までの、あらゆる
衣装が準備され、医師や、文化風俗の専門家も揃っている。
タイムトラベル前の衣装の着付けシーンがお気に入りです。
また、ギデオンが、超絶美形設定で、グウェンドリンが
いかにもな初恋乙女心全開で翻弄されてくれるので、
別の意味でキュンキュンします(^◇^;)
3部作を大人買いしているので、続きを読みます。
今更ですが、映画化されているらしい。

