ドミノ/恩田陸 | mokkoの現実逃避ブログ

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出版社;KADOKAWA; 一般文庫版
発売日;2004/1/23
文 庫;384ページ
ISBN-13;978-4043710010

一億円の契約書を待つ、締切直前のオフィス。
オーディション中、下剤を盛られた子役の少女。
推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。
待ち合わせ場所に行き着けない老人。
老人の句会仲間の警察OBたち。
真夏の東京駅、二七人と一匹の登場人物はそれぞれに、
何かが起こる瞬間を待っていた。
迫りくるタイムリミット。もつれ合う人々、
見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、
運命のドミノが次々と倒れてゆく・・・
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舞台は、蒸し暑い7月の午後の東京駅。
人口密度がメチャメチャ高いこの場所で、
見ず知らずの27人と1匹の登場人物が、
一瞬の絡み合いで色々な方向へと
連鎖反応を起こしていくパニックコメディ。


登場人物それぞれの物語りも独立していて面白いのだが、
それぞれが交差した途端に、新しく開ける展開と
収束のさせかたは、あっぱれ!!

リンク切れの補完