出版社:徳間書店 (2002/9/1)
発売日:2002/9/1
文 庫: 247ページ
ISBN-13:978-4198917593
耽美派小の巨匠、重松時子が薬物死を遂げてから、四年。
時子に縁の深い女たちが今年も「うぐいす館」に集まり、
彼女を偲ぶ宴が催された。
ライター絵里子、流行作家尚美、純文学作家つかさ、
編集者えい子、出版プロダクション経営の静子。
なごやかな会話は謎のメッセージをきっかけに、
いつしか告発と告白の嵐に飲み込まれてしまう。
はたして時子は、自殺か、他殺か・・・?
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同タイトルで映画化もされたので、知っている人もいるのでは??
毎年の定例のようになっている重松時子を偲ぶ会?
今年もまた5人の女が集まったものの
メッセージ付きの花束が届けられたことで和やかな雰囲気は
一掃され時子の死について告発と告白?の心理合戦が始まる。
「うぐいす館」という限られた空間で繰り広げられる
一筋縄ではいかない女たちの攻防に時間を忘れてしまいました。
文中では食事のシーンが多いんだけど料理やらお酒やら
これがまた美味しそうで、個人的にワインが飲みたくなりました。
映画のキャストも大満足でしたし
映画は結末が違うので、両方楽しむのをお勧め
リンク切れの補完
