出版社:幻冬舎 (2002/8/1)
発売日:2002/8/1
文 庫:461ページ
ISBN-13:978-4344402621
九州の水郷都市・箭納倉。ここで三件の失踪事件が相次いだ。
消えたのはいずれも掘割に面した日本家屋に住む老女だったが、
不思議なことに、じきにひょっこり戻ってきたのだ。
記憶を喪失したまま。
まさか宇宙人による誘拐か、新興宗教による洗脳か、それとも?
事件に興味を持った元大学教授・協一郎らは
“人間もどき”の存在に気づく…
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独創的で不思議で、そして怖い。
「普通」とは違うものが少数の場合、それは特殊なものだけど、
それが逆転した時、「普通」の方が特殊なものになってしまう。
少数派に追い込まれていく恐怖と、早く結末が知りたい一心で
読み切りました。
果たして自分は本当の自分なんだろうか・・・
リンク切れの補完
