出版社:新潮社 (1999/1/28)
発売日:1999/1/28
文 庫:341ページ
ISBN-13:978-4101234120
四つの高校が居並ぶ、東北のある町で奇妙な噂が広がった。
「地歴研」のメンバーは、その出所を追跡調査する。
やがて噂どおり、一人の女生徒が姿を消した。
町なかでは金平糖のおまじないが流行り、
生徒たちは新たな噂に身を震わせていた…。
何かが起きていた。
退屈な日常、管理された学校、眠った町。
全てを裁こうとする超越的な力が、いま最後の噂を発信した!
新鋭の学園モダンホラー。
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六番目の小夜子より印象が薄いけど
恩田陸さんの学園ものは面白い
高校のときって、こんなこと考えてたわ!と
共感できる部分が結構あったり
怖いもの見たさじゃないけれど
噂に振り回されることを怖がる一方で
実はそれが楽しかったり・・・
しかし・・・最後が急ぎすぎというか
いきなり脱力してるというか・・・
恩田作品にはこういうのがたまにあります(^◇^;)
でも途中までの雰囲気作りやら、町の描写とかが
すんなり頭の中で動き出すので読みやすいから
そのドキドキ感を楽しめただけでもよしとしよう。
 
リンク切れの補完
