7月 読んだ本まとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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7月は2冊しか読めませんでした(;^_^A
3冊目が厚すぎて、月を跨いでしまいました。
こんなこともあるんですねぇ

読んだ2冊は、どちらも大満足です・
小川 一水氏の作品は久しぶりに読みましたが
やはり面白い。知らないうちに引き込まれてます。

また、初めましての秋吉さんのジゼルも
元々、バレエ観賞が好きだったので
懐かしいのも手伝って、ワクワクドキドキと
色んな思い出まで甦って楽しさ倍増でした♪

7月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:811
ナイス数:35

ジゼル (小学館文庫 あ 17-2)ジゼル (小学館文庫 あ 17-2)感想
初めましての作家さん

ジゼルという演目しか知らない人でも大丈夫なように、
各章の初めに短いあらすじを記載。
役割を演じるにあたってのディスカッションで、
演者の解釈を掘り下げ、舞台の流れを演者全体が共有。
華やかさだけでなく、プロ意識と厳しさも描かれている。

更に配役変更で、ジゼルのあらすじをなぞるような展開。
深まる疑惑と熾烈な競争と嫉妬から、疑心暗鬼に囚われた
団員たちの心の中のドロドロ。
進む物語と事件の真相。うまくまとまってたと思います。
久しぶりにバレエの色んなシーンを思い出しました。
読了日:07月11日 著者:秋吉 理香子
老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))感想
「ギャルナフカの迷宮」「老ヴォールの惑星」「幸せになる箱庭」「漂った男」の四篇を収録。

読友さんのお勧めで購入。
実は、SFが苦手なんですが、小川作品は大丈夫でした。

ギャルナフカは、人として脱出を諦めない思考がよい。
暴走したとしても心情的に納得できた。
楽な方に逃げてないのがいい。最後のシーンも好き♪

「漂った男」の最後の1行で感動。
もう脱力しながら泣きそうになりました。
すぐに先を想像できちゃうところもスゴイです。
想像を絶する孤独って、体験したことないので、
読みながらゾクゾクしました。
読了日:07月03日 著者:小川 一水

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