8月 読んだ本 まとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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8月は3冊しか読んでない?(  ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!
あぁ~!お盆休みがあったからだぁ~
基本、家では本は読まない。
よほど続きが気になるか、思い入れが強い本しか
自宅では読まない。(^◇^;)

8月はやはり、蜜蜂と遠雷ですねぇ~
音楽を活字でどうやって表現するのか
興味津々でしたが、これは久しぶりの快感でした。
これぞ恩田陸!どうよって、こっちが自慢したくなる。
これにつきますね。

しかし、おそれミミズクも面白かった。
予想外の展開と情報伝達の仕組みとか楽しかったぁ

内藤先生の、個人的な新シリーズは、第一弾なので
背景の説明が多くて、ちょっと肩透かし感。
次に期待です♪

8月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1018
ナイス数:99

スマイル・ハンター 憑依作家 雨宮縁 (祥伝社文庫)スマイル・ハンター 憑依作家 雨宮縁 (祥伝社文庫)感想
シリーズ第一弾。 主人公は、タイトル通りの人気推理作家・雨宮縁(えにし)。 メインキャラは、出版社「黄金社」の装丁部から フリーになった蒲田。 黄金社のノンフィクション部門担当編集者の真壁。 本作は、蒲田目線で進んでいきます。 本作は蒲田が調査に否定的というか、作家先生を 心理的に疑っていたので、話がスムーズに流れず、 自問自答でグルグルしてるのが、逆にヒヤヒヤしたけど、 盛り上がりには欠けたかな? ただ、プロローグとエピローグが既に別の物語として 成立しているような気がして、怖いわぁ~
読了日:08月31日 著者:内藤了
おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱 (講談社タイガ)おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱 (講談社タイガ)感想
初めましての作家さん。 読み友さんからの紹介だんですが、文章が好みじゃなくて 断念しようかと思っていたのですが、評価が高かったので 我慢して読んで正解でした。 東京から来たという拝み屋や霊媒師を 探している男と偶然会ってから様相が変わる。 虫の知らせのような情報伝達の仕組みや 人の特定の感情や知識を喰らう輩。 思っていたことを図解化してくれているような なんとも分かり易い説明がいっぱぁ~い!! あの世系の話が好きな人には。もってこいの作品かもです。
読了日:08月24日 著者:オキシ タケヒコ
蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)感想
取材するカメラマンの目線、舞台に出る前の 調律師とのやり取り、ステージマネージャーの気配り、 ピアノを「鳴らせる」テクニック、演奏する曲目の 解釈とイメージ。 溢れだす感情と情景とテクニックと調和 曲を知らないのに、聴いているような錯覚に陥る 溢れだす芸術!久しぶりの快感。 天才ってすごわぁ~ 楽しかった。美しかった。ハラハラした。 感動した。泣けた。鳥肌立った。 本当に素晴らしかった。これが恩田陸よ!
読了日:08月05日 著者:恩田陸

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