12月は3冊読みました。
全てがよかったです。
図書館の魔女シリーズの続編の下巻と
鬼滅の日本史も、アニメ版の鬼滅の刃しか
見てない人には少々ネタバレありなので
要注意です。
そして、最後はシリーズを追いかけて来た
よろず建物因縁帳の完結編。
もうね、全部いい!
最高の年末になりましたо(ж>▽<)y ☆
12月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:896
ナイス数:36隠温羅 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)の感想
シリーズ完結編。確かに因縁帳だった。 隠温羅流は多くの建物と人々を救い、救われたモノの想いが 重なって、流れを浄化に導いていく。 因と縁、そして縁は円。繋がりの強さと底意地の強さ。 関わる全てが凛として勇ましい。 飛龍を救う為に金屋子に挑むのは、チーム仙龍。 緊張のやり取りと理屈ではない恐怖。 クライマックスの怒涛の展開には震えました。 最後の仙龍のストレートなセリフ!言われてみたい! そして春菜の迷いのない直球もまた、言ってみたい! なんて清々しい終わり方。よろず建物因縁帳“完” 新刊予告「桜底」
読了日:12月27日 著者:内藤 了鬼滅の日本史の感想
日本の歴史学者で、文学博士が監修の上に、 評価が高かったので読んでみました。 アニメと映画しか観ていない人には、少々ネタバレがあります。 日本書紀や日本霊異記などに実話として登場する鬼と 鬼滅の刃に登場する鬼との比較や、リアル鬼殺隊に 神道や仏教に登場する鬼など、読みどころ満載。 コロナ過で登場した、いわゆる●●警察。 害悪をもたらさない異質なものに対しては、 攻撃した側が鬼になるし、また誰もが鬼に成り得る という事に改めて納得しました。
読了日:12月15日 著者:図書館の魔女 烏の伝言 (下) (講談社文庫)の感想
図書館の魔女シリーズ 続編下巻。 姫奪還作戦が敢行され、それぞれの役割をそれぞれが 果たすものの、意図的な作戦は陰謀によって分断。 疑心暗鬼が重なって不協和音が響き渡る。 それぞれの場所で、それぞれの様子を切り替えながら、 心理描写を交えて街中や暗渠を駆け抜ける。 これが興奮せずにいられますかぁ~! ようやく登場した魔女の存在にどれだけ安堵したことか。 相変わらずの謎解きは、お見事です。 烏の伝言に始まり、烏の伝言に終わる。面白かったです。 次作を早く読みたいです。
読了日:12月08日 著者:高田大介
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