全て十二国記です。
白銀の墟 玄の月が1・2巻と3・4巻とで、2カ月に渡って
発行されさたので、他の小説は読まないことにした。
18年ぶりの続編だったから、余計なものは入れたくない(^◇^;)
とにかくよかった。本当に辛かったからぁ~
本当に十二国記のファンは「待て」を覚えて
そしてドMへと成長していくのですよ。
待っててよかったぁ~
そして来年発売の短編集を楽しみにしております。
詳しく知りたいところが結構あったので
そこら辺が書かれていると嬉しいなぁ~
11月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2666
ナイス数:118

耐え続けたご褒美がやっとやって来た。楽俊!!
それからの怒涛の展開!考えて考えて学んで考えて。
自らの弱さに正面から向き合うことで
「生きる」という意味を考える。
本当にこのシリーズは、リアルで直面するであろう
大切な事をファンタジーと言う世界を通して
深く掘り下げてくれる。
本当にシリーズ全てが大好きです!
読了日:11月30日 著者:小野 不由美

最新刊を読み終わり、背景が近いところから再読していて、読みだしたら止まらなくなって、最初の上下巻を友人に貸したまま戻ってない事に気付き、新潮社版を迷わず買ってしまった。最初は辛い。とにかく辛い。理不尽で苦しくて、いつ終わるとも知れない思いに打ちのめされ続ける。小野主上のファンはこうやって耐え忍ぶことを覚え、少しずつM化していくのです。
読了日:11月28日 著者:小野 不由美

「冬栄」は、驍宗が登極して間もない時の、忙しくも幸せな時間。
思えば、泰麒の一番かわいい時期を離れて過ごしたと思う余計に切なくなりました。
「華胥」での王:砥尚の決断と遺言:責難は成事にあらず。
正すことは、何かを成す事だけど、非難する事は何かを成す事じゃない。答えを知らずにただ責めることは、何も生まない。これも、納得するお言葉。
「帰山」でも、何事も家族に謀り、合議制で政を運営するやりかたの奏。
戴の話になり戴と巧が妙なのか、妖魔の方が妙なのか・・・
今にして思えば、これも伏線だったかと思ってしまう。
読了日:11月22日 著者:小野 不由美

様子を見にあちらに渡っていた麒麟達から、予想以上に泰麒の状態が悪い事が知らされる。
無事に?泰麒をこちら側に連れ戻すことができたとはいえ、あまりに酷い、惨い状態に六太や景麒も近づけない。
六太の ちび・・・なのか?って一言に涙(T□T)
更に、陽子が登極して間もない慶の国では、泰麒を救うためとはいえ、他国の王や麒麟が慶に入るのを面白く思わない輩が剣を抜く。
そんなすったもんだがあって、載麒と李斎は戴へと旅立つ。
ここでの伏線は、白銀の墟 玄の月で回収できるのです!
読了日:11月19日 著者:小野 不由美

驍宗の無事を祈る泰麒が阿選に襲われるところから始まります。
小さな泰麒に剣を振り下ろせる阿選の非道!
泰王と泰麒を失い崩壊した戴国を救うため、泰麒と同じ胎果である景王陽子を頼って、将軍李斉が慶国に辿り着く。
李斎の利き腕が、すごく酷い有様だったことを忘れていた。
しかし、李斎は泰麒の為なら、陽子が覿面の罪(てきめんのつみ)で死んでもいいと思っていた。見事に忘れていて逆にショックでした。
泰麒を救うために、十二国が動き出す。
読了日:11月14日 著者:小野 不由美

十二国記って、現実の問題と照らし合わせて
考えさせるような物語運びをするよね。
そんな中にあって、泰麒は本当によくがんばった。
全ては泰麒自らが選び、そばを離れないと誓った王の為。
おもわず蹴っつまづきながら、やっと辿り着いた王の膝下。
見上げた瞳。この瞬間を待ってました!
そして、ここからが怒涛の展開です!っていうか、英章遅!
最後の「戴史乍書」にようやく続きが書き込まれた。
改められた暦の元号を見て、また泣いた。。゚(゚´Д`゚)゚。
この戦いを絶対に忘れない元号です。
来年の短編が楽しみです。
読了日:11月10日 著者:小野 不由美

第三巻。
2巻までと違って、色んな事に理由付けされていく。
そして、気になっていた事=まき散らされた伏線が
どんどん回収されていく。
更には過去作品にまで触れている。
『魔性の子』や『月の影 影の海』や『黄昏の岸 暁の天』
『華胥の幽夢』に収録されている「冬栄」
懐かしくも切なくなってしまったではないの。
力入るけど、今まで積み重なっていた力が抜ける巻です。
なんか勢いに乗って行けそうな気がしてきた!
いや・・・そう甘くない事は知っている。
だって、十二国記だもの!過去作品、もう一回読みたくなりました。
読了日:11月09日 著者:小野 不由美

第二巻
白圭宮に入ったとはいえ、軟禁状態にある泰麒。
ようやく阿選の側近く、雲海の上へと入ったのだが
そこに見た王宮は、立ち直ろうという意志すらみえない。
それでも泰麒たちは、白圭宮から民を救おうと動き出す。
一方、李斎達は、驍宗を見つけることで国が救われると信じ
探していたのだが、とある里でとんでもない噂を耳にする。
李斎は、まさか泰麒が白圭宮にいるとは思ってもいない。
項梁ですら、泰麒の言葉に驚愕しっぱなしだから
離れている李斎の混乱ぶりは理解できます。
色々と気になる事が多すぎます。
読了日:11月07日 著者:小野 不由美
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