6月 読んだ本まとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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6月は5冊読みました。
これが面白い!っていうのはなかったものの
それぞれ楽しんで読めました。
「蒼林堂古書店へようこそ」がミステリー初心者向けの
ガイドブックみたいな感じで特に楽しかったです♪

6月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1662
ナイス数:73

蒼林堂古書店へようこそ (徳間文庫)蒼林堂古書店へようこそ (徳間文庫)感想
舞台は蒼林堂古書店で、店主は林雅賀。
常連で店主の元同級生の大村と、高校生の柴田、
後に友達を一人連れて来る。
そして月一で通う小学校教師の茅原先生。
このメンツが集まった時に日常の他愛もない話から、
謎とも言えない謎を推理して、ついでに本の紹介なんかを
したりするので、ミステリ初心者には優しい作りです。
ミステリテイストのラブ成分ちょい足し作品と思って
読むのがいいと思います。
各短編の後には、林雅賀のミステリ案内があって、
短編に関連したミステリを紹介してくれてます。
読了日:06月25日 著者:乾 くるみ
帝都フォークロア・コレクターズ (メディアワークス文庫)帝都フォークロア・コレクターズ (メディアワークス文庫)感想
舞台は大正6年(1917年)
彼誰会(かわたれかい)という組織の記録係に採用された白木静は、
生真面目な銀髪の青年:射理也と、噺家崩れの淡游と共に
「百年使える妖怪事典の編纂」のため雇い主の指示通り
妖怪や、それっぽい話を探して土地の住人に訊いて回る。
話の中身はともかくとして、柳田先生は出てこなかったけれど
まさかのあんな人やこんな人がチョチョっと出て来て
小躍りしてしまいました(^◇^;)
読了日:06月19日 著者:峰守 ひろかず
怪を編む: ショートショート・アンソロジー (光文社文庫)怪を編む: ショートショート・アンソロジー (光文社文庫)感想
5つのエリアに分けられたショートショート
話そのものが怖いもの。読み終えてからゾッとするもの。
そういうことかぁ~という怖さに、既にそこにある怖さ。
恐ろしいという思いが凝り固まって引き起こす怖さ。
何かわからないモノの怖さに、知らぬ間に始まっていた怖さ。
まさに怪を編むですわぁ~

「イルカのシール」「霊怪」「デコイ」「つい」
「グリーフケア」「オルレアンの噂」が印象深かったです。
読了日:06月12日 著者:アミの会(仮)
書店男子と猫店主の平穏なる余暇 (集英社オレンジ文庫)書店男子と猫店主の平穏なる余暇 (集英社オレンジ文庫)感想
初めましての作家さん。
やってしまった。本作は第二弾でした(^◇^;)
それでも主要キャラの説明は文中に入っているので
困る事は無かったです。
日常の謎というか、謎なのか?
一風変わった日常のお話しみたいで楽しめました。
猫のようで実は獏:ミカンの呟きが「ヌウ・・・」とか
「ヌフッ」とか面白いぃ~。
気まぐれな行動や、ふてぶてしい態度も想像しやすくて楽しい♪
読了日:06月06日 著者:ひずき 優,坂口 健太郎
ゴーストケース 心霊科学捜査官 (講談社タイガ)ゴーストケース 心霊科学捜査官 (講談社タイガ)感想
初めましての作家さん。
幽霊が科学的に解明されている世界。
霊子科学(リョウシ)が発達して、高校くらいなら知っている事。
心霊科学捜査研究所(略して霊捜研)の心霊科学捜査官っていうのが新しい。しかも陰陽師!
そんな世界だから警視庁には死後犯罪撲滅キャンペーンとか
幽霊との遺産相続問題とか、防霊スプレーとか漢方とか
幽霊が商業利用されている。
≧(´▽`)≦アハハハハハ・・・
一風変わった捜査の結果、浮き上がって来たのは
あまりにも切ないアイドルの真実。
感動まではいかないまでも、楽しめました。
読了日:06月03日 著者:柴田 勝家

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