12月読書のまとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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11月から単行本消化月間と勝手に決めて
意地で通勤読書してました。
単行本じゃないのもあったけど(^◇^;)

12月は4冊しかよめませんでした。
その中でもダントツは、「小さな本の数奇な運命」
主人公のぼくは、本だなんて初めてですよぉ~
最後に読んだ本が、2016年で一番印象深い本になりました。

そして次が「霊感検定」
癒し系青春ホラーと帯に書かれてたけど
本当にそうでした。
久しぶりにキュンキュンしましたよぉ~

来月も面白い本に出会えますように♪ d(⌒o⌒)b♪

2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1520ページ
ナイス数:43ナイス

小さな本の数奇な運命 (シリーズ愛書・探書・蔵書)小さな本の数奇な運命 (シリーズ愛書・探書・蔵書)感想
初めましての作家さん。 本書の語り手の「ぼく」は、一冊の本。 そしてぼくは古書店の片隅で客が自分を買ってくれるかどうかを 期待と不安と恐れの入り混じった状態で待っている。 何故なら、ヴァカンスまでに売れなければ リサイクル=古紙として廃棄処分されてしまうからだ。 まさに絶体絶命の状況からはじまり、60年を振り返る。 ぼくの著者名やタイトルは明かされることはなかったけれど 読んでよかったと思いました。 薄い本なので、あっという間に読めます。 古本屋で、猛烈アピールされてみたいです。
読了日:12月28日 著者:アンドレーアケルバーケル
大崎梢リクエスト!  本屋さんのアンソロジー大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー感想
アンソロジーは未体験の著者との出会いを与えてくれる ありがたぁ~い本である。 今回は、書店限定のアンソロジーでしたが 気にいったのは、「本と謎の日々」、「ロバのサイン会」 「7冊で海を越えられる」でした。 似鳥鶏さんと吉野万理子さんは、他の作品も 読んでみたいなぁ~ ただ、今回はちょっと物足りないような気がしました。 すんません(^◇^;)
読了日:12月27日 著者:大崎梢
霊感検定 (講談社文庫)霊感検定 (講談社文庫)感想
初めましての作家さん。 司書の馬渡を先頭に、心霊研究会の優しい生徒達と 迷える霊達との遭遇というか交流というか、 まさしく癒し系青春ホラー。 最初だから人物紹介込みになっているけど キュンキュンしましたぁ~ 続編も読みます!
読了日:12月21日 著者:織守きょうや
猫ノ眼時計 (幽明志怪)猫ノ眼時計 (幽明志怪)感想
幽明志怪シリーズ完結編。 ピカルディの薔薇もよかったけど やはりこのシリーズは伯爵と猿渡の豆腐談義が好きなので 本作のスタイルがいいですねぇ~ 二人して妖しい世界に足を踏み入れて振り回されて欲しいのですよ。 ただ、本作は1作目の蘆屋家の崩壊とリンクしてるので 内容を忘れちゃった人は再読をお勧めします。 最後に「年表」が載っていて、作品の時系列がわかるようになってます。 作品を思い浮かべながら年表を見るのって楽しいです♪
読了日:12月16日 著者:津原泰水
アイオーン (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)アイオーン (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)感想
二度目ましての作家さん。 世界観からして戸惑います。 13世紀なのに、一度核戦争で滅びた世界になってます。 しかも核戦争を起こしたのがローマ帝国だったりする。 現代の世界地図は頭から追い払わないといけない。 更に、アーサー王が出てきたり、マルコ・ポーロが出てきたり ベスビオ火山の噴火まで! ヨーロッパ中世の史実を混ぜ込んでいる。 架空の世界に史実を織り込んで、更には色々な知識が ほどよく散りばめられているから厄介。 色んな意味で違和感バリバリなので、 ある意味では面白いんだけど混乱します(^◇^;
読了日:12月13日 著者:高野史緒

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