レビュー投稿が遅れ気味なので、アップも遅くなってます(^◇^;)
3月は、1冊を除いて面白かったです。
順位的には、
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル
獏ちゃんの翁
そして武丸文庫 謎の巻と月読が同列くらい。
最初に読んだ「痺れる」は自分的には合わない。
イラっとしたんだよねぇ~ε-(ーдー)ハァ
4月はどうなることやら・・・
2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1755ページ
ナイス数:44ナイス

蓮杖那智シリーズ:第3弾 「憑代忌」「湖底祀」「棄神祭」「写楽・考」の 4篇の連絡短編集です。 今回もいつものごとくミクニ・・・の一言で無抵抗に 奴隷と化してしまったが、那智先生との絡みは少な目で ちょっと残念だったけど、内容的には面白かったです。 何が正解かわからない世界で、どういうアプローチから 新説が導き出されるのかワクワクします。 封印されるべき記憶は、同時に記録されるべき記憶 なるほどぉ~
読了日:3月28日 著者:北森鴻

短編集とはいえ、同じような話がなくて、SFチックなものから ホラーじみているものまで色々ありまして 全く飽きずにサクっと読んでしまいました。 今のところ我孫子作品を読んで外したことはないですねぇ~ 気負わないで楽しめます(p^_^q)
読了日:3月23日 著者:我孫子武丸

二度目ましての作家さん。 月がタイトルにつくと、それだけで神秘的な感じだけど 月導に月読がある独特の世界でのミステリ。 まるで関係のない3人が、少しずつ繋がっていく過程も 面白かったです。 最後の方はちょっと戸惑ったけど(^◇^;) 続編が出てるみたいなので、これも読んでみたい
読了日:3月17日 著者:太田忠司

陰陽師だと思って読んでいたので、安倍晴明が出てくるのを 最後まで待ってました(^◇^;) 物語の舞台は嫉妬に狂った六条御息所が生霊となって 妊娠中の葵の上を苦しめるというあたりですね。 色々を策を講じるも効果なし。そこで光の君が頼ったのが、蘆屋道満。 葵の上の中に、六条御息所以外の何かがいる。 道満と共に、その何かの正体を見極めるために動きだすが、 異国の宗教もを絡めて予想外の方向にシフトするのが面白かった。 やっぱり獏ちゃんが描くと嫌いな光源氏もステキに見えます。
読了日:3月10日 著者:夢枕獏

初めましての作家さん。 「林檎曼荼羅」「レイピスト」「ヤモリ」「沼毛虫」「テンガロンハット」 「TAKO」「普通じゃない」「クモキリソウ」「エトワール」 9つの短編集。 文章が好みだったから、結構キツかった。 ファンには申し訳ないが、著者の女を見る目に悪意を感じてしまった。 確かに、嫌な女もバカな女も、いかにもな女もいるけれど それを活字で読むのは非常に不愉快だったりする。 読後感は最悪だった。 これは精神的に疲れている時に読むものではない。
読了日:3月4日 著者:沼田まほかる
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