集めの本ばかりだったので、4冊と少なめです(^◇^;)
時と人3部作と短編集です。
1月は全部当たりと言ってもいいでしょう。
時と人3部作では、2作目のターンが人気みたいですね。
mokko的には、2作目もよかったんだけど
最後のリセットが印象強いかもしれない。
最後の方の大笑いから始まるシーンが
鳥肌立ちました。
人によっては、都合が良すぎると思われるでしょうが
そういう奇跡を信じたくなるようなシーンでした。
全体としてどうだったかと判断するよりも
強烈に印象に残るシーンがあると
後々まで記憶に残るように感じます。
そういうシーンを演出してくれる作品が
好きなのかもしれない。
また、そういうシーンと出会えたらいいなぁ~
今年の始まりは好スタートといったところでしょう(p^_^q)
2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1860ページ
ナイス数:49ナイス

【臨床犯罪学者 火村英生の推理】がドラマ化されたそうで 第一話が、絶叫城殺人事件とのこと。 キャストがイメージと全く違うので、ドラマは見ないけど 本は積んであったので、読んでみることにした(^◇^;) 「黒鳥亭殺人事件」「壷中庵殺人事件」「月宮殿殺人事件」 「雪華楼殺人事件」「紅雨荘殺人事件」「絶叫城殺人事件」表題作の 六篇の短編集です。この短編集は結構気に入りました。 が、一番驚いたのは火村の携帯の着メロだったかもしれない。
読了日:1月27日 著者:有栖川有栖

「時と人」三部作の第3作。 太平洋戦争末期に生まれた、引き裂かれた恋は 奇跡という形で、昭和30年代前半に飛ぶ。 けれど、奇跡の全てが幸せをもたらすものではなかった。 やがて悲劇が訪れ・・・そして・・・ 都合がいいと言われれば、それまでかもしれないが 二人の想いが起こした奇跡を信じたくなります。 それほど優しさに満ちている。 いやぁ~最後の豪快な笑いが最高でしたねぇ~ リセットって、そういう意味だったのかと 納得して読み終わりました
読了日:1月19日 著者:北村薫

「時と人」三部作の第2作: 版画家の真希は、夏の午後に事故って、気が付くと 何故か自宅の居間で目覚める。 何処にいても時間になると居間で目覚めるところから始まる。 時に囚われながらも、真希は色んなことをやる。 しかし何をしても残酷にも時間が戻る。気力が削がれていく。 そんなある日、家の電話が鳴った。 芥川龍之介の蜘蛛の糸を連想しました。 そこからの切ない展開と、最後の怒涛の展開に心臓バクバク。 これは好きです!! 細かいところを突っ込むと感動が薄れるから あえて気付かないふりをします。
読了日:1月12日 著者:北村薫

「時と人」三部作:第1作。 「面白いから読みなさい」と言われていたのに 6年も積んでてゴメンナサイ! 17歳の一ノ瀬真理子が、うたた寝して目覚めたら 42歳だった?? しかも、同じ年の娘と夫もいる? 一番楽しい時期をすっ飛ばして、人生で貴重なイベントも すっ飛ばして25年後の自分の中にいた・・・ これ以上の恐怖はないでしょう。 しかし、理不尽な出来事に、ただ嘆くだけでなく 切り抜けていく強さを持った真理子に感動しました。
読了日:1月4日 著者:北村薫
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