9月 読書のまとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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9月はテーマ読みの終盤だったんだけど
ネオン・レインが、物凄く苦手な文章で
更にハードボイルドだったもので
苦手W攻撃で全然進まなくて時間をくってしまった。
3冊しか読めなかったぁ~

良かったのはテーマ読み最後の「川の深さは」
これは、現時点で今年読んだ本で一番おもしろい
というか、感動しました。
今後の読書予定を考えると、この1位は
揺るぎそうもないなぁ~(^◇^;)

2015年9月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:1122ページナイス数:43ナイス川の深さは (講談社文庫)川の深さは (講談社文庫)感想初めましての作家さん。 処女作で、このレベルの高さは何ですか?? ある事件をきっかけに警察をやめて、 グータラ警備員をきめこんでいた主人公の桃山剛。 そこに飛び込んできたのが葵と保。 その出会いによって桃山の世界は一変する。 そこから物凄い勢いで物語はばく進します。 いつでもどこでも緊張が居座っていて、展開が早い。 権力、陰謀、裏切り、策略、報復、理不尽で無情で 密度の濃い人間ドラマに何度も泣きそうになる。 戦闘シーンですら、ウルウルしてしまう。 最後の余韻の残し方も最高でした。読了日:9月28日 著者:福井晴敏
嫁洗い池 (創元推理文庫)嫁洗い池 (創元推理文庫)感想「ミミズクとオリーブ」の続編です。 八王子郊外の一軒家に住む仲良し夫婦。 語り手は作家であるカマッテちゃんの「ぼく」 料理上手な奥様と、奥様の知恵を頼って来る友人の河田警部。 本作のホームズ役は安楽椅子探偵となって事件を推理する奥様なんです。 そして使いっパシリで現場検証に行くうっかりワトソンの「ぼく」 ぼくの報告を聞いて奥様が事件の謎を解くのです。 前作同様、軽快で楽しく軽めのミステリって感じです。読了日:9月15日 著者:芦原すなお
ネオン・レイン (角川文庫)ネオン・レイン (角川文庫)感想初めましての作家さん。 情景描写や人物描写だけでなく暴力シーンまでもがリアルで グロシーンなんて、かなりヘビーです。 元々が文学畑の人だったらしく、表現が文学的っていうんですか? 語られる内面とかが文学的で、更にハードボイルドなんです。 苦手がダブルで来た!って感じ。 高潔で正義感あふれる人物像なのに、脱線してばかり。 意固地になって事件を追いかけているうちに 暴走して、どん底まで落ちるのに諦めない。 なのに結末がぼやけている。読んでいて苦しかったです。 良かったのはニュー・オーリンズの描写だけかなぁ読了日:9月9日 著者:ジェイムズ・リーバーク
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