7月は当たりばかりな気がします。
ダントツはやはり、シリーズを追いかけている
薬屋探偵シリーズの「星空を願った狼の」ですねぇ
もうねぇ~泣いちゃったからねぇ~
しかも重要な巻とのことで、結末が決まってるって事は
何かが密かに始まるってことよねぇ
っていうか、アイツが絶対に出てくると思ってるんだけど・・・
アッ( ̄O ̄!話が逸れた(^◇^;)
長い腕もホラーミステリって感じで
捻じれの恐ろしさにゾクゾクしちゃったし
アリスシリーズも当然好きだし
水車館も、読む順番はバラバラだったけど
これも追いかけると決めたシリーズだから
面白くないわけがない。
だから、7月は薬屋ということに無理矢理します!
(^◇^;)
2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1986ページ
ナイス数:96ナイス
幻想運河 (講談社文庫)の感想
アリスシリーズみたいな感じを期待したらダメです。 大阪とアムステルダムで起こるバラバラ死体遺棄事件。 最後まで犯人は明かされないで終わるので 白黒つけたい人には、辛い作品かもしれない。 個人的には、絶対にコイツが犯人だって思ってるから スッキリはしないものの、自己消化できてます。 運河にバラバラ死体をバラバラに捨てる事について、 語ってる場面がある。 それって、ある意味、残されたものの感傷になるのかなぁ? 別の意味で余韻の残る作品でした。
読了日:7月31日 著者:有栖川有栖
水車館の殺人 (講談社文庫)の感想
館シリーズ第2弾。 このシリーズは順番通りに読んだ方がよいです。 本作を先に読んでも問題ないけど、第3弾に、 本作の内容が含まれてるので順番に気を付けましょう。 現在と過去を交互に描いているので、少々混乱しました。 プロローグは、過去のグロいシーンから始まります。 グロが苦手な方は、気を付けてください。 推理面は、とっくに諦めているので、邪道な読み方をしてますが、 何が驚いたって、幻視者と云われた画家の遺作。 こういう最後にウワァ~って思わせる作品が好きです
読了日:7月24日 著者:綾辻行人
長い腕 (角川文庫)の感想
ゲーム業界の過酷な労働やゲーム開発の裏話などが楽しい。 ネットストーキングや盗聴など、実際に起きている事件も 組み込んで解決策まで教えてるから、いいお手本にもなるだろう。 主人公汐路が冷静にトラブルを処理し、的確に調査を進めていく。 都合のいい結果だけを安易に受け入れず、様々な事象を収集、分析、 解析して、そこから答えを導き出しているということ。 散りばめられた謎と伏線。高まる緊張感。 期待を裏切らずに回収される伏線。 いやぁ~もう大満足でしょう!捻じれって恐ろしい! 続編もチェックです。
読了日:7月17日 著者:川崎草志
星空を願った狼の 薬屋探偵怪奇譚 (講談社ノベルス)の感想
薬屋探偵怪奇譚シリーズ第7弾。 本作は、シリーズの重要な分岐点になるそうです。 そのせいか、お馴染みの妖以外にも、知り合いの妖や キャラが登場します。 ネタバレになるので下手な事は書けないけれど 今回はリベザルが辛すぎます。 隠し続けてきた灯視との契約もそうだけど リベザルの辛い過去が2つフラッシュバックします。 どうして今?と、マジで泣きそうになりました。 それぞれの結末は予想外で、別の意味で泣けました。 これから何かが動き出すって感じがビシビシ伝わります。 本作は涙注意報発令ですぞ。
読了日:7月14日 著者:高里椎奈
ブラジル蝶の謎 (講談社文庫)の感想
短編ならではというか、それぞれの事件へのとっかかりが 違っていて、雰囲気も全く違うってのが楽しい。 火村とアリスの会話も楽しいんだけど いつものごとく推理はできなかったけれど 予想外の結末とか、展開とか、使われた小物とか そうだったのかぁ~と思いながらも、 思わず突っ込み入れたくなる事とかもあって 淡々と描かれているから、重くならずに読めて 楽しかったぁ~
読了日:7月10日 著者:有栖川有栖
スウェーデン館の謎 (講談社文庫)の感想
作家アリスシリーズ(火村英生シリーズ)5作目で 国名シリーズ2作目となります。 いつものごとく推理なんてできません。 でもでも、今回のトリックは面白かったです。 雪の上の足跡の謎! 雪深い裏磐梯の景色と、スウェーデン館の住人達。 事件の割には重くなく、楽しんでしまいました。 そして、すっかり忘れていましたが 火村の過去が物凄く知りたかった事を思い出しました。
読了日:7月6日 著者:有栖川有栖
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