今年は何というか訃報が多いような気がするなぁ~
今朝の岸田今日子さんの訃報もビックリ・・・
岸田今日子さんと言えば、真っ先に思い浮かべるのが
mokkoはムーミンです。
あの声はやっぱり岸田今日子さんじゃないとダメだよね・・・
そして次に思い浮かべるのが、ウイリアム・サローヤン作
「ママ・アイラブユー」の翻訳
某通販のブックポートという本の企画に、絶版となった本を
みんなの力で復刻させよう♪というのがあって、
復刻させたい本のタイトルとアラスジが載っていた。
mokkoは本のアラスジを読んで「ママ・アイラブユー」と
「パパ・ユア・クレイジー」の2冊に票を入れた。
ラッキーなことに票が集まり復刊されることになり
mokkoもその2冊を読むことができた。
岸田今日子さんがどんな訳をするのか興味もあったんだけどね♪
「あたしの名前はキラキラヒメ。
ニューヨーク・ジャイアンツのエースを目指す9歳の女の子。
パパと別れてブロードウェイのスター女優を夢見るママ・ガールに連れられて、
ある夜突然、カリフォルニアからニューヨークへやってきたの。
気まぐれなママ・ガールは、興奮したり悩んだりで大忙しだけど、
あたしはそんなママ・ガールが大好き。
この街で一緒に、夢を追いかけてゆくの…。」
キラキラヒメ(別名:蛙ちゃん)もママ・ガールもとても魅力的な人で
町で出合う小さな現象に、人生のきらめきを見つけていきます。
読んでいて、とっても心が暖かくなる本でした。
岸田今日子さんも、きっとキラキラヒメのような人だったのよね♪
あらためてご冥福をお祈り致します。
ちなみに一緒に購入した「パパ・ユア・クレイジー」の翻訳は伊丹十三。
僕のお父さんと僕のお話。
どちらの作品も、何気ないシーンに実は大切な事がたくさん詰まっていると
教えてくれる作品でもありました。