昨日の節分には豆まきをして、年の数だけ豆を食べたり
恵方(南南東)に向かって無言で恵方巻きにかぶりついたりと
色々と楽しかったという話を会社で聞いた。
恵方巻きは色んなところで売り切れだったらしいけどね・・・
mokkoは食いしん坊なので、恵方巻きにかぶりつきましたけどね。
さて節分には、イワシの頭を柊の枝葉に刺して戸口に立て、
魔除けにするという習慣があるらしい。
柊には「鬼の目突き(オニノメツキ)」という別名もあり、
鬼が目を突かれて退散したという伝説から、イワシの悪臭と柊で、
邪鬼の侵入を防ぐということらしい。
ある地域では鬼を守り神にしているところもあると聞いた。
それぞれの地域によって、色んな習慣があって
その由来を辿ってみるのも楽しみの一つだったりする。
今のように電燈が発達していなかった昔は単純に暗闇を恐れたんだろうね。
mokkoも小さい時は、お化けというよりは、テレビに出ていた狼の着ぐるみや
雷様(虎柄のパンツをはいた鬼)が怖くて
オカンはmokkoにいうことを聞かせる時は、狼が来るとか雷様が来ると
大声で言っていたような記憶がある。
鬼やら魍魎やらが生まれたのも、始まりはこんな感じなのではないかと
単純に考えてしまうけど、暗闇が少なくなってしまった今では
鬼と言われても、怖がるのは本当に小さな子ども達だけなんだろうね。
闇が存在していた昔は、暗闇でも守ってくれる親の存在も
大きかったのかもしれないね・・・
今では、鬼や魍魎よりも人間の方が恐ろしい存在なのかもしれない。
節分の豆まきや恵方巻きも、ほとんどイベント化してしまい
自分に都合よく解釈して、参加することに意味がある的存在になったのかも・・・
mokkoも恵方巻きにかぶりつきながら、会社の厄介者を
飲み下してやれという気持ちで食べたもんねぇ~