負けた・・・ | mokkoの現実逃避ブログ

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混んでいる電車で、ドアの両サイドのポールに一人ずつ人がいて、更に、ドアに二人へばりついていたら、普通、その間に人は割り込めない。
ところが、こすい手を使って狭い空間に体を割り込ませる男がいる。

まずは、押されたフリして、ドアに張り付いている二人の間に片手をつく。
次に、徐々に腕を曲げて、肘をつく。
同時に、片膝も割り込ませる。
更に徐々に脇を締めていき、肩をドアにつける。

この時点で、ドアに張り付いていた二人は、気味が悪いと一瞬引く。
ここぞとばかりに、正面を向いて自分の体をドアに固定する。
両サイドに押しやられた二人は足の置き場がなくなり、バランスを取ろうとドアに手をかけようとするが、割り込んだ男は、両肘を広げて両サイドの二人をドアに近づけない。
そして、電車が駅に着き、ドアが開くとともに走り出す。
勢いがついているので、開くドアに体をぶつけながらも走り去っていくのだ。

ちなみに、キモイと思って体を引いた途端に、割り込まれたドンクサイ奴は私でした。
次は負けない!