調理実習はサバイバル | mokkoの現実逃避ブログ

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家庭科の授業の調理実習というのは、とても楽しい時間なのである。
しかし、見方を変えると刃物と火を使ったサバイバルとも言える。
例えば、鯉の料理を作るとき、モチロン生きた鯉を使うのだが
ほとんどの人が触れないので、私が包丁の背で鯉の頭を殴り
失神させといてから、半身を削ぐ。
ところが、殴り方が甘かったのか、途中で鯉が息を吹き返して暴れ
跳ねあがって水を張ったボールに着水した。
鯉の生命力はすさまじいもので、半身を削がれても泳いでいる

こうなると、次を試したくなる。
そう、更に半身を削いでから水に戻してみたのだ。
その状態でも、鯉は泳ぐのだよ!!
その姿は、まるでCG映像のごとく、頭と尾びれを除いては
骨だけの状態で泳いでいるのだ。
先生曰く、サバキ方がうまいからだと褒められた

他にも、ガスオーブンに火を入れようとしたら
ガスを出し過ぎて爆発したり・・・
この時は、側にいた人が睫毛が無くなったのと
ストッキングがボロボロに溶けただけで済んだ。
更に、向かい側のグループの子の割烹着の背中が燃えていた
あわてて砂糖を袋ごと投げつけたら無事に鎮火した

こんな具合で、調理実習を通して色々なことを学んだ。
鯉はしぶとい。ガスオーブンを使うときは、人の後ろに隠れる。
化繊の割烹着は燃えやすいが、水じゃなく砂糖を袋ごとぶつけても
火は消える・・・いやーいい経験になった。