昔から、物を並べて置くのが好きだった。
特に、本を並べておくのが好き。
小学校の時に、大きな書棚を買ってもらって大喜び♪
早速、本を並べて楽しんだ。
昔は、もっぱらハードカバーが好きだった。
本のデザインが気に入って買ったものも多い。
それを、並べて眺めるのがなんとも言えないのだ。
書棚を開けると、プーンとインクの匂い?がする。
あの独特の匂いにずっと親しんでいたせいなのか
図書館も好きだった。
でも、図書館の場合は、独特の雰囲気も好きだった。
調べ物をするときなんかは、あの雰囲気のおかげで
作業がはかどったりもする。
今日、就職サポートセンターに行った。
暑いし、就職がなかなか決まらなくてブルーになっている。
ビルの入り口の自動ドアを入ったら、プーンと
懐かしい匂いがした。
ビルの1Fに書店が2店舗並んであるのだ。
なんだかホッとした。
人との待ち合わせは、書店を指定する。
茶店に一人で入れないってこともあるけど
書店の独特の匂いが好きなのかもしれない。
あの匂いの中で、新しい本と出会えたら、すごくうれしい。
きれいなデザインの本を見つけると、わくわくする。
小学校の時に買ってもらった書棚は今でも使っている。
扉を開くたびに、インクの匂い・・・
アロマテラピーのように、きれいな香りもいいけれど
癒される匂いって、忘れてるだけで、本当はみんなが
持っているのかもしれない。