出版社:講談社
発売日:2016/1/15
文庫:272ページ
ISBN-13:978-4062933018
王家の謎を解く旅を続けるララと剣士バビロン。
竜族の姫である赤ん坊・テジャと魔道士・ナージスを加えた
にぎやかな一行は、賢者ナーガルージュナの助言を求めて
南へ向かう。
途中、山間にある小さな村で歓迎され、休息をとることに。
ララは同世代の少女たちとはじめての友情を育むが、
突如村に“凶鳥”が舞い降りた。
なんと村は山賊に脅かされていたのだ。
ララとバビロンは村を救い、無事に賢者のもとへ
辿りつけるのか。
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シリーズ第3弾
ララを狙う魔女はアイガイア。魔人ウェンディゴの司祭。
聖魔の魂を作り上げる為に、王家に悪意の種を撒いた。
魔女を倒すため、ビベカの助言に従い賢者ナーガルージュナの
もとへと向かうララ、バビロン、ラージスとテジャ。
途中で立ち寄った村は、まさに理想郷だったのだが、
昔、主教に追い払われた山賊が、黒魔導士を連れて報復に来た。
村人たちと主教にララ達一行が加勢する形で対決。
子供の無謀な行動で肝を冷やしたが、事なきを得た。
旅をつづけた一行は、とうとう賢者ナーガルージュナの住む
村に到着した。
バビロンの思いの真相や、剣の修行で何気にボロボロになるが
一行は、長閑な時間と休息を取ることが出来た。
ナーガルージュナは悪魔召喚を行い、アロウラを呼び出した。
ララは、魔女アイガイアの目的を阻止する方法を尋ねるが
聖魔の魂を5つ持っている魔女には敵わない。
別次元からの大きな力が必要だという。
神は呼び出せなくても、別のものなら・・・
ノゴージャンという魔導士のもとにある魔法書。
召喚魔法書を記した白魔導士バビロンから託された本物を
ノゴージャンが持っている。
彼に会うために、ララたち一行に、ナーガルージュナの
弟子であるアティカを加えて旅立った。
途中、アティカに剣を修行をしてもらいながらだが(^◇^;)
剣士バビロンは、白魔導士バビロンから名を貰っていた。
!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?
更に楽しくなってきましたねぇ~
次に訪ねる魔導士は、どんな人なのか。
ワクワクしますねо(ж>▽<)y ☆
読書メモφ(・ェ・o)メモメモ
「草」密偵用語。言葉や行為を鍵に密偵としての使命に
目覚めるという、一種の術を掛けられた者を指す。
悪魔アロウラが言う 隠されたものがある。
谷底に落ちたネーヴェが無事だったのも、
それが関わっている。
ガキのまま大人になった奴ほど始末に負えんものはないが、
そんな奴には「芯」がない。外壁は熱いが中身は空っぽだ。