ファンム・アレース 2/香月 日輪 | mokkoの現実逃避ブログ

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現実から目を背けて堂々と楽しむ自己満足ブログ

 

出版社:講談社
発売日:2015/3/13
文 庫:240ページ
ISBN-13:978-4062930383

魔女の狙いは聖魔の魂!
500年の血塗られた王家の歴史。その最後の血をひく王女ララ。
王家初代に何が起こったのか?

ララを狙う魔女の陰謀。
滅亡した王家の恐ろしい歴史。呪いの謎を解くために
ララとバビロンは旅立つ。
道中に出会ったのは与えられた運命に誠実に生きる
さまざまな人たちだった。
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シリーズ第2弾

運命としか言いようのない出会いによって、その後の進路を
決めたララとバビロン。

ララを育てたオババのおかげで、道筋が出来た。
オババの師である魔導士ビベカに会うべく旅立った二人。
裏街道では、ヤクザや山賊が幅を利かせているという。
森に入ったところで、異教の聖堂を根城にしている輩と対峙。
サクっとやっつけて警備隊に引き渡した。

奪われた物の中から被害届の出ている宝石を持ち主の領主に
届けに行ったのだが、彼は妻を失くして心を病んでいた。
娘を見向きもせず、騙され続けていた領主の眼を覚まさせ
更に旅を続ける。

裏街道を外れた獣道を進み辿り着いたのが悪魔の住処
そこでドラゴンの戦いに加勢、元の姿に戻った騎士から
白い石を預かり、魔導士ビベカに渡すよう伝言された。
偶然とはいえ、ララ達の行く先と重なった。
そして白い石からは、生まれたのは・・・?

ビベカが住む土地に到着したララ達は、孫のラージスと対面。
ラージスは魔術ではなく、機動(メカニカ)の翼で空を飛べた。
彼の記憶をたどって、無事にビベカとの対話に成功。

血塗られた王家の歴史は、聖魔の魂が作られるように画策し、
やがて生まれたララの魂を手に入れようと企んだ魔女の仕業。
そして、魔女の目的もわかった。
魔女の追手から逃れるように、ビベカから助言された
賢者の元に向かうララ達だった。

うおぉ~(((p(>◇<)q)))
これぞ冒険!剣と魔法の冒険譚。
ワクワクするではないのぉ
続きを読みます!

読書メモφ(・ェ・o)メモメモ

まことこの世は合縁奇縁(あいえん-きえん)だな。
       不思議なめぐり合わせの縁

魔術にも魔法科学という分野がある。
そこには純粋な物理と化学がある。
今はまだ魔術と科学は混然一体ですが、いずれは完全に
分かれていくでしょう。
世界を変えるような「思想」と「力」が芽生えつつある。