発売日：2019/1/24
文 庫：240ページ
ISBN-13：978-4041078709
比奈子のもとには、組織のアジトと思われる廃墟が
燃えているという情報が入る。
現場で複数の遺体を発見する捜査班の面々。
真相に近づく中、比奈子が組織のトップに拉致されて……。
連続ドラマ化もされた大人気シリーズ
「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」、ついに本編完結!
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シリーズ完結編 下巻
バイオテロを目論むCBET(スヴェート)。
そのトップの座を奪い取ったミシェルとの最終決戦。
狙われているのは、保？永久？比奈子？
影人間たちが既にセンターに潜入していた事を知った
ガンさんたちメンバーは、組織のアジトと思われる場所を
ついに発見し、現場に向かうも、その廃墟が燃えている？
センター内にもいた裏切者がミシェルに送った暗号
ミシェルは、スイッチを押すものと、比奈子の正体に
気付いてしまった。
ここからの怒涛の展開が、ビビりまくりながらも好き！
色んな感情が色んなところからやって来て、もう大変。
拉致された比奈子と、助けようとする野火先生。
世界一強いのは「虫」と言った虫博士からもらった武器で
永久も反撃に出る。いいぞ永久！！
超高度なセキュリティーに守られたセンター内での
戦いは、別の意味で困難を極めたが、ここでも永久が
中の様子を外に伝えていた。( ≧▽≦)b Good Job！
本当に、どうなっちゃうんだと思っていたけれど
とりあえずは、よかったんだよね。
伝説の女刑事も、精神的なダメージが大き過ぎて、
心配したけど、仲間がいるから大丈夫だね。
やっと自分の中でも完結できました。
少し寂しいけれど、彼女がやってくるから！
わかってるから、ガンさんチームの皆さんは
もう少し待っててね！
本作の読書φ(･ｪ･o)ﾒﾓﾒﾓ
ひとつの悪意が地に落ちて、汚れた土壌から
徒花を咲かせた。
花は実を結ぶことがないくせに、徒労と混乱を生み出していく。
忍の感触を指先に刻むと、最高の笑顔をバイクに向けた。
「忍。ぼくと一緒にしんでくれ」
「失恋したな」
あぁ～東海林先輩・・・わかっていたけど、ファイト！
「大抵のことはね、生きてさえいれば、どうってこと
なくなるものなのよ」
あとがきにあった内藤さんの「人は必ず死ぬものだ。
だからこそ生きることが大切なのだ」と、そういう話を
書いて行こうと思うと書かれていて、苦しいだけじゃない
感動を与えてくれる作品たちに感謝です。