大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人(7)/竹村優希 | mokkoの現実逃避ブログ

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発売日:2024/3/22
文 庫:272ページ
ISBN-13:978-4041147399

祖父・庄之助によって託された「秘密のレシピ」は、霊を
悪事に使ってきた御堂の妹、依と関係が深いものかもしれない。
さらに現在彼女と連絡がつかず行方不明になっているのは、
致命的な呪い返しにあったからである可能性があると知らされ、
爽良はこれ以上、関わるべきではないのではと思い悩む。
それでも依を放っておけず、庄之助から自分に託された
ものを全うしたいと、爽良は礼央や御堂の協力を得ながら、
レシピの真相と依の行方を追うことに。

胸キュン&泣けるオカルトお仕事×成長物語、
大きな一歩を踏み出す感動の大団円!
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オカルト成長物語 シリーズ第7弾 完結編。

秘密のレシピには、依が関わっている?
レシピの行方を追いながら辿り着いたお店。
昔の美代子さんを知っていて、家も知っていた。
御堂は何かに気づいた様子。

その帰り道、道を歩く馬の埴輪?と遭遇。
中に何かの強い意志を感じたものの、そのまま放置できず
玲央と爽良とで持帰る事に・・・

その埴輪が、深夜、鳳銘館の裏庭に現れ、他の禍々しい霊に
攻撃されていた・・・
依が呪い返しで瀕死状態なのは本当らしい。

紗枝は怯えながらも、依を居場所を指し示す。
地図を見ながら、そのライン上にあったのは・・・

依の捜索と同時進行で、爽良は玲央から、とある相談を
受けるのだが、あまりの突拍子のなさに愕然
玲央も、爽良には早過ぎたかと一旦話を引っ込めるも・・・

( ̄へ ̄|||) ウーム
まぁ~納まるところに納まったからいいとして
レシピに関しては、海外のパンケーキみたいなもので
作り方が違うんだろうなぁと想像はしてましたが
話の流で、わかりました。
その特性から、なんとなく仕上がりが想像できました。
たしかに微妙かもしれない(^◇^;)

依に関しては、マジで自業自得でしょう。
爽良にしたって、こればっかりは、手を出せない。
出そうとしたのなら、まさに何様のつもり?って
感じになるからね。

このシリーズは、主人公が嫌いだったので
本当にモヤモヤしました。
いくら壮絶な経験をずーっと我慢してたとしても
人の優しさには、気付くでしょ。
特に玲央には! どんだけ助けられたんだよ!って
突っ込みたくなりました。

更には、自分の親より玲央を理解していない。
相当失礼な奴だわ。
鈍いにもほどがある。だから嫌い。

これ、サブタイトルに玲央の献身って入れたいくらいよ。

一生懸命であれば、全て許されると思わない方がいいなぁ
まぁ~好きな人もいるんでしょうけどね。

今回の読書メモ φ(・ェ・o)メモメモ

「ともかく、人のことばっかりじゃなくて、
 自分の願いも叶えてあげなさいよ。爽良ちゃんの
 人生の主役は、爽良ちゃんなんだから」

本当に疲れるシリーズだったわぁ
幼馴染の玲央のような人は、そうそういないでしょう。
今後の人生を楽しめることを願います。
玲央がいるから大丈夫か(^◇^;)