発売日:2015/2/28
文 庫:299ページ
ISBN-13:978-4101800271
その病気(ナゾ)、命にかかわるぞ?
炭酸飲料に毒が混入された、と訴えるトラック運転手。
夜な夜な吸血鬼が現れる、と泣きつく看護師。
病室に天使がいる、と語る少年。
問題患者の巣窟たる統括診断部には、今日も今日とて不思議な
症例が舞い込んでくる。
だが、荒唐無稽な事件の裏側、その“真犯人”は
思いもよらぬ病気で……。
破天荒な天才女医・天久鷹央が“診断”で解決する
新感覚メディカル・ミステリー第2弾。
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シリーズ第2弾
統括診断部には、各科で「診断困難」と判断された患者が
集められるのだが、診断困難というのが、病状だけでなく
いわゆる厄介な患者も回されてくる。
今日も今日とて色々な厄介事が持ち込まれる。
小柄で華奢な天才女医・天久鷹央に、下僕・・・もとい
身長180cm越えの研修医:通称:小鳥が振り回されながら
謎を解決していく。
・プロローグ
・甘い毒
・吸血鬼症候群
・天使の舞い降りる夜
・エピローグ
いつもは、対面した状況等で謎の答えが見えている鷹央。
天医会総合病院からの転院先で起こった騒動で
突然、不機嫌になったり、顔見知りの患者の再入院から
患者との接触を極端に避ける鷹央。
今回は小鳥先生が鷹央の態度やら行動に不信を感じて、
でも何も言えずにオロオロするのです。
最初は、医者のくせに何やってるんだ!って
イライラしたんだけど、空気が読めない事を十分に
理解しているからこその行動だったんだなぁと、
わかったら泣けてきた。
今回の響いたセリフ
他人の診断をそのまま鵜呑みにしてどうするんだ
他人の意見に引っ張られるな
自分の診断にプライドを持て!
笑ったセリフは・・・
「これまで私がお前に嘘をついたことがあるか」
「腐るほど!」
「まぁ・・・それは置いておいて、今回は大丈夫だ」
今回も楽しみましたぁ~
続きは、今度まとめて購入予定です。