発売日:2017/4/28
文 庫:223ページ
ISBN-13:978-4801910706
後ろの正面に恐怖はいる!
目を瞑れば死が見える実話。シリーズ最高傑作!!
この世の隅で絶えず囁かれる奇怪な話、異様な話、
それらに〈聞き耳〉をたてて――
日常の狭間に覗く恐怖をたっぷり53話収録。
一家心中の生き残りの男の元に、今もやって来る
という両親の霊。
その戦慄の理由「心残り」、先祖が戦国武将だという
同級生は証拠を持ってくると言った翌日に死んだ。
その夜…「大和山実山」、大学に津たわわる伝説と
それにまつわる恐るべき独白「死ぬ地蔵」など。
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初めましての作家さん。
実話と言うか、都市伝説風の短編やショートショートが
てんこ盛り。
不思議というか、変というか、座りが悪くて、短いのに
何かが留まってるという違和感が残って不気味(^◇^;)
怖いというより、気味が悪い。
個人的に霊体験豊富だったので、恐怖だけでなく、
不思議な体験も多々あるものの、本作は、そういうのとは違う。
短いからサクサク読めてしまったけれど、
後を引く不気味さでした。
これ、シリーズ物だったのですね。
いきなり最終話を読んでしましました(;^_^A